ラベンダーと水星の考察
ハーブと占星術における
ラベンダーについて考察する。
ニコラス・カルペパー氏によると
ラベンダーの属性は「水星」とある。
フムフム、なるほど。
水星の性質からすると納得である。
水星の意味合いの一つに「神経」がある。
今では当たり前になっている
「ラベンダー=リラックス」
それを思うと理解はできるのだが
だがしかし、
なぜかしっくりこないのです。
なぜだろう。
なんでかな・・・。
きっと、
(こんなこと言うとあれですが)
カルペパーさんが生きていた時代から
日々研究が積み重なった今
もっともっと
ハーブに対して、占星術に対しての
データが多いからなのかもしれない。
「水星」という意味合いの奥深く、
もっと見えるエネルギーがあるのだろう、
そう感じて仕方がないのである。
というわけで、
「ラベンダー」を構成している香りの成分を
徹底的に調べ上げました。
まず着手したのが
フランス産、真正ラベンダー(生活の木)。
成分のバランスは以下の通りです。
ほほう。
なるほど。
やはり、リラックス効果が高い。
リラックスと一言で言っても、
どちらかというとダウン系の
眠り・許し・癒し・青。
そういったイメージのリラックス効果を
もたらしてくれる成分で成り立っている。
真正ラベンダーに関して言えば
おおきな特徴は
酢酸リナリルとリナロールを多く含んているところ。
この2つの成分に関してざっくり説明すると
酢酸リナリルは
睡眠にとってとても大切な
セロトニンを誘発させるこうかがあると
言われている。
(事実、
私も睡眠時は真正ラベンダーオイルに
特に夏はほぼ毎日お世話になっております。)
リナロールは
不安に対してとても効果的と言われている。
かなり細かい話になるのだが、
リナロールは、モノテルペンアルコールの1種。
モノテルペンアルコールとは何かというと
要約すると、スズラン、ベルガモット、ラベンダーのような
あの共通するにおいのする
アルコールの一種。
ビタミンA、ビタミンEの合成中間体。
ビタミンAは
ビタミンBは、鎮静効果・抗不安効果・抗菌効果といわれている。
うつ病などに効果的とよく聞くビタミンである。
つまり、
ざわざわしている心をおちつかせてくれるという意味合いの
「不安に効果的」といえるのではないだろうか。
そう考えると、
冒頭に書いていた「水星への違和感」が
明確になってくる。
つまり、
私がいだいていた「違和感」は
神経系へのどういうアプローチなのか
と言い換えることができる。
答えは
張り詰めた、もしくはとがっている神経を
なだらかに、緩めてくれる解釈である。
これを占星術の解釈に置き換えた場合どうなるのか。
水星は水星なのだが
他天体・感受点とのアスペクトでとらえるのか、
サインでとらえるのか、
ハウスでとらえるのか。
意識をずっとずっと掘り下げて
私が感覚的にとらえているキーワードは
うお座・おとめ座・海王星・コンジャクション・・・。
このあたりである。
ちなみに、ハウスではしっくりこなかったので
除外させていただいた。
なぜこのキーワードが出てきたのか。
そして、それらの共通点は何か。
私の探求は
まだ始まったばかりである。
by mesology
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?