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薬膳と栄養学の違い

こんにちは☺国際中医薬膳師×管理栄養士の相川朋世です🍀

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【食を通してたくさんの人を笑顔に】をモットーに、食事でココロとカラダを整えて、毎日を“ごきげん”に過ごせるお手伝いをします。

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普段薬膳の発信ばかりですが、実は管理栄養士でもあります。

大学では栄養学を学びましたが、薬膳の面白さに魅了されて、北京中医大日本校に通い、国際中医薬膳師という資格を取得し、現在活動しています。

栄養学と薬膳を学びましたが、どちらがいいというわけではなく、どちらもいいし、健康になるため、病気を予防する手段の一つの食の考え方です。

完全に分けて考えることもなく、どちらもいいとこどりしながらお伝えしている感じです。

〈栄養学と薬膳の違い〉

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 ■栄養学…食材の栄養素を数値で把握することができ、各栄養素が身体でどのような作用をするかがわかる。健康な人・各種疾病に合わせた食事摂取基準が設けられ、情報は更新されていく。
■薬膳…食材には身体を温める/冷やす・巡らせる・潤すなどの性質が示され、一人一人の身体に合わせた食材で身体を整えることができる。「薬食同源」という言葉からわかるように、食べ物を薬のように考えます。

とてもざっくばらんに説明しましたが、こんな感じです。

健康診断に行けばいろんな数値的なデータに沿って食事指導が行われますが、薬膳は‟人を診る”ため、いろんな細かい質問や舌を診たりすることで、証をたて、治療法を考えます。

〈同じ症状でも異なる治療を行う薬膳〉

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薬膳を学んで面白いと思ったのが、同じ病気/症状であっても、治療法が異なることがあり、逆に、違う病気なのに、ほかの病気の治療法と同じだったりするんです。栄養学では、糖尿病食・高血圧食など数字を基準にあてはめられていきますよね。

大げさに表現しますが、例えば、便秘で病院に行くと下剤や整腸剤が処方されて終わってしまいますが、薬膳では「気虚」「血虚」「冷え」「熱」「ストレス」「潤い不足」と6種ほどに分けることができます。その一つ一つ、改善方法は全く違います。

このように、同じ症状でも種類があるのが、薬膳の面白さの一つだと思います。

〈基準がないから、わかりにくいのも薬膳〉

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薬膳は、何をどれくらい食べたらいいという基準がないんですよね。栄養学では、食事摂取基準が設けられていて、1日〇〇kcal摂りましょうとか、BMIや体重にも基準の数値があってとても分かりやすいですよね。薬膳は、どちらかといえば、このような食材を摂るようにしましょうとお伝えすることが多いのですが、どのくらいとればいいのかという基準はありません。

栄養学では〇杯や〇gでお伝えすることができますが、薬膳では意識的にその食材を摂ったり味や調理法を意識してもらうのが大切になります。

〈どちらがいいではなく、どちらもいい〉


栄養学では、身長や体重、血液データなどで人を判断し、薬膳では舌の色や元気、現れている症状や性格などで判断します。

人を診る視点は異なりますが、どちらも大切です。

数値が人を決めるわけではありませんが、数値や基準があったほうがわかりやすいですよね。体重とかウエストも、目標としてわかりやすくなります。

〈食事の形は栄養学、食材は薬膳〉

カウンセリングする時は写真を提出していただきますが、食事を見る時は栄養学的な視点で見ています。量やバランス、質や外食の頻度など、その人の食生活を把握することができます。薬膳では食材にはすべて性質があるので、どんな食材をよくとっているかを見て原因を探したりします。

かなり大雑把に説明しましたが、どっちがいいではなく、どっちもいい◎

いいとこどりして、皆さんの体質改善に貢献したいと思っています♪

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国際中医薬膳師×管理栄養士 相川朋世

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