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【薬膳の基礎】中医学の3つのキーワード

こんにちは☺国際中医薬膳師×管理栄養士の相川朋世です🍀

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【食を通してたくさんの人を笑顔に】をモットーに、食事でココロとカラダを整えて、毎日を“ごきげん”に過ごせるお手伝いをします。

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薬膳のベースは中医学。中医学とは、中国の伝統医学のことを言います。

この中医学には2つのキーワードがあり、私たちが普段受けていいる医療(薬や注射などを使った西洋医学)とは、大きく異なります。

〈「整体観念」と「天人合一」〉

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「整体観念」とは、個々のものが関連しあって、"全体でひとつ”であるという考え方です。

こう書かれると、とても難しく感じますよね。

例えば夏、湿気がすごいですよね。すると、私たちの身体は汗をかくけど蒸発しにくく、体内に余分な水分がたまって食欲不振や下痢などを起こします。

例えば秋、秋は乾燥の季節ですよね。空気が乾燥し、私たちも空咳が出たり、皮膚が乾燥したりします。

このように、自然と人は繋がっていて、切り離して考えることができない、全ては関わりあっているという考え方です。
また、このように自然界で起こることが人にも起こることを「天人合一」といいます。

この自然界と人との関わりともう一つ、人の身体も全て繋がっているという考え方もあります。

例えば、私たちのエネルギーを作り出す五臓の「脾」は経絡により胃・口・肌肉・唇などの身体の部分繋がっています。

脾が弱ると、口角炎や口内炎、胃痛、疲れやすく太りにくいなど、脾以外にも症状が現れます。

臓器や器官などはそれぞれ違う機能を持っていますが、全てが関わりを持っています。このように、人の身体も一つの大きな有機体ととらえます。

西洋医学では風邪なら風邪薬、肌荒れにはビタミン剤など対症療法が基本となりますが、東洋医学では、風邪でも熱の風邪/冷えの風邪か、生理痛でもいくつか種類があって、どの臓器が弱っているか、気血津液の過不足がないかなどを見てから治療方針を決めます。

〈グレーゾーンを見逃さない「未病先防」〉

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検査で異常がなくても体調が悪いということありますよね。めまい、耳鳴り、むくみ、冷え、など、本当にひどくならない限り病院にはいかないし、体質だからと開き直りそのままにしてしまいがちです。

この、‟健康と病気の間のグレーゾーン”の状態を未病といいます。

中医学では、自覚症状がある限り、このままでいいと放置せず、「心身のバランスが崩れているから不調が出ている」と考えるため、その未病の状態も治療の対象となります。

普通、病院に「冷え性なんです」と治療にはいきませんが、薬膳を学んでいる私や漢方薬局などに行けば、カウンセリングを受け、必要であれば薬膳療法や漢方療法を受けることができます。

未病といわれるさまざまな不調は、今後起こりうる病気のサインだったり、身体が疲れているよっていうサインだったりします。

このように、病気になる前の「未病」のうちに直して、病気にならないように、悪化しないように治療を行うことを「未病先防」といいます。

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どうですか?私はこの二つの考え方を知った時、鳥肌が立ちました。その時、過労で身体も心もボロボロだったので、なんでこんな状態になるまでほっといてしまったんだろう、こんなに身体がサインを出してくれているのにそのまま放置してしまっていたんだろう…しかも、え?これ治療対象になるんだー!!!!って。笑

その後薬膳を勉強していくうちに、原因や改善法がわかってきて元気になりました♪

皆さん、小さな不調でもカウンセリングできます。

毎月起こるひどい生理痛も改善できます。

ぜひ、カウンセリングやレッスン受けてみてくださいね♪

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国際中医薬膳師×管理栄養士 相川朋世


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