見出し画像

うるさくて静かなTOKYO


最近めっぽう東京には足を運ばなくなった


田舎に住んでいた頃は時間をかけて行きたい気持ちが強かったけれど、
23区内だったらいつでも行けるな~という距離に住み始めてからはむしろ行かなくなりましたし、以前より人混みが苦手になってしまったのもあります


昨日は都内で働く友人とディナーするため
5億年ぶりに東京駅近辺に行きました
ちなみに八重洲側にある店でアルバイトをしていた大学生の頃は北関東に住んでいるにも関わらず、東京駅周辺をよくうろうろしていたものです


待ち合わせより1時間早く到着するように向かい、友人に渡す誕生日プレゼントを購入するためAesopへ行きました
ちゃっかり自分用のハンドバームまで購入しました

接客してくれた店員さんが研修中の方で
慣れないながらも誠実に案内してくれて心はほかほか弁当

更に「お友達の方喜んでくださるといいですね(ニコッ)」と照れながら
はにかみながら見送ってくれて
ああ、私はこういうの、どっかに置いて来ちゃったよなぁ
なんてぼんやり思いました

いい匂いなので自慢して回りたい


仕事終わりの友達と合流し、人生初のつるとんたんへ
器がめちゃくちゃに大きいこと以外何の知識も持っておらず、うどん3玉まで選べることに感動する29歳

れんげも大きい

肉うどん、非常に美味でございます





ここ数年は、人混みや喧騒への苦手意識がどんどん高まって
都心への足がかなり遠のいているせいか
改札を抜けて丸の内側の広場に出るとなんだか懐かしさが募りました

薄暗いけど明るくて、往来はあるけどどこか静かで。
そういえば自分、東京駅のこういうところ好きだった

新宿や渋谷を好きになれないけど東京駅は好き、という感覚は大学生の時も持っていました
自分もずいぶん変わってしまったと思っていましたが
案外変わらないこともあるものです
不思議とそれがちょっと嬉しかったりしました

「やっぱ好きだなぁ」「落ち着くなぁ」という感覚は
自分の心の柔いところに、そっと、ずっと、持っておきたいと感じた夜でした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?