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一人でカフェ経営最強時代到来!?

このカフェラボでの「赤澤メソッド」のキーワードを挙げるならそれは「ワンオペ(一人でカフェ経営)」ということだと思います。

「独りで、黒字で、長く続けられる」がここでの三大要素です。

巷にはハウツー本やフードコンサル、店舗コンサル、なんちゃらアドバイザー等による様々な情報が溢れておりますが、この「ワンオペ」に特化しているハウツー本や情報は驚くほど少なく、あるといえば実際にワンオペでやっているお店の特集記事くらいです。

この度、再び緊急事態宣言が出されました。
(当記事は2021年1月に書かれたものです)

夜8時までの時短に協力した飲食店のうち個人店はとんでもない額の協力金を手にします。

珈琲文明は創業から7年間は夜10時までやっていたのですが、今は夜8時で閉店なので、残念ながら協力金の対象外となり一銭も入りませんが(苦笑)。

協力金は一日になんと6万円(対象都市内ですが・・・)です。

珈琲文明の場合、一日の売り上げでも6万円を超える日は年に数回しかなくこの6万円の協力金とは店にとっては売り上げ金でないのはもちろん粗利どころか完全なる純利益です。純利益で6万円というのは日商にして15,6万に相当します。

そんな日商は創業14年の歴史の中で一日もありません。

つまりワンオペの(通常夜8時以降もやっている)個人店は今回の時短期間で巨額(敢えて言います)のお金を手にすることになります。

ところがここで3人以上の従業員を雇っているお店の場合はそんなに巨額にはなりません。

この件に関する事の是非を問うのはここでは控えます。

それはこれからお店をやろうとしている人に対して有益なことではないからです。

そもそも給付金や協力金で有利になるようにお店をやっていこうだなんて意味不明です。

ただし、これだけは言えるのは、「アウトプット」つまり各種費用を最小限に抑えておく体質がこれからの起業には最優先項目であるということです。

その究極が「ワンオペ」です。

ワンオペが見直されて流行するのはこれからの自然の流れだと思います。

それではこれからワンオペをするにあたっての事前トレーニングといいますか、今のうちにこのような思考や行動をしておくと良いということを以下に述べます(※現在どこかの企業や組織に属しているサラリーマンの人という前提で話します)。


1)自分の持ち分の仕事の領域以外のことにも貪欲に知識を得る。

2)手痛い失敗(それが上司や部下、つまり自分の責任ではない場合も含む)をした局面において、自身が思いっきり矢面に立ってどうにかする。

3)社内、社外、お住まいの近所、もしくはコンビニでもどこでも良いのですが、しっかりと声に出して挨拶をする。

他にもいくつかあるのですが、差し当って以上の3つを今のうちにしておくことをお勧めします。

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