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「収納の重要性とカフェオレベースの収支について」


大半は屋根裏部屋のラックに入った

珈琲文明オリジナルのカフェオレベースがドーンと届きました。
ワンケース12本入りが50個、これをまず台車に積んで独りで3往復してくれた配送業者が偉過ぎなんでキンキンに冷えたCCレモンの1.5リットルを進呈し、さてその後が問題でして、私はまず中二階に運び、その後屋根裏部屋に運ぶという真夏の苦行大会開催・・・。
今回お伝えしたいことは苦労自慢ではなく主に2点あります。
まずは、こうしたテイクアウトや物販品販売をしようと決めた場合で今回のうちのカフェオレベースのような「瓶(割れ物)」「水分ゆえ重い」といったものを大量にストックしておかなければならない場合、必要となるのはもちろんその保管場所、収納スペースの問題であります。
置いておく場所がない限り販売には踏み切れません。
我々のような弱小個人店が取り扱うにしては最小ロットとはいえ甚大レベルのものになります。
ちなみに今回のカフェオレベースの最小ロットは300リットル、つまり当店のカフェオレベースは1本500mlなので600本であります。
これを収納出来る物理的空間が必要なのです。
当店の場合、必殺屋根裏部屋というのがありそこにとにかく集結させることは可能なのですが今回は妻がいろいろ知恵を出してくれた結果屋根裏部屋の頑丈なラックにそのほとんどを収納することで屋根裏部屋のスペースがまだまだ十分に空いている状態になることができました(私のイメージだと今回のカフェオレベースで屋根裏部屋は足の踏み場もないほど占領されると思っていました)。
さらに階段の下に作ってある収納スペースやボックス席のベンチの下などにも計10ケースくらい収納が出来ました。


収納アイディアに関してはもちろんいろんな知恵が役立つのですが、とにもかくにも絶対的なスペースの確保がまず必須になります。
当店は屋根裏部屋があって本当に良かったと思います。
屋根裏にはもう一台家庭用冷蔵庫がありますし様々な雑貨類その他段ボールなどのゴミもそこにとにかくいったん置いておけます。
こうした二階も使用可能な物件を取得出来るのがやはり断然良いのですが、そうもいかない場合が多いでしょうからワンフロアしか使用できない場合の収納スペースの確保に関しては必死に考えましょう。
例えば先に述べた当店の場合はベンチシートの下に収納スペースを予め作っておいたことや、店舗の隅に単に「突っ張り棒」だけでカーテンを敷いてその奥に「忘れ物の傘や音響機材、スピーカーやスタンドやマイクスタンド、ほうきと塵取り」などは置いてあります。
つまり店舗スペースで使用可能なスペースをフルで全て客席にしてしまっては収納スペースが生まれないので予めその分を差し引いたデザインが必要ということです。
ですからやはり10坪以上は欲しいのです。
他には例えば「短期集中販売で一気に売り切るような商品」を販売するのではあれば、レンタル倉庫のようなものも一考の余地があると思います。
さて、次に今回はこの当店のカフェオレベースはどういう収支でいつまでに何本売れなければならないのか、一日平均すると何本売り上げる必要があるのかといった内情をお話します。

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