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水見式で知る英語学習法

みなさん、こんにちは。「英語より笑顔」ペペです。今回は「水見式で知る英語学習法」というお話をしたいと思います。

私が学生の頃とは時代が変わりました。今は自分に合った学習方法を選べる時代なんだな、と思います。前回、「ギター講師に学ぶ英語学習継続に大切なこと」というテーマで記事を書きましたが、その中で固定観念を捨てる、という大切な話がありました。私は今回英語学習法の固定観念について一つ疑問を投げかけたい、と思います。

水見式って何?

元ネタはHunter×Hunterという少年漫画です。水見式が何かというと、

自分の能力の系統を知る為の方法

です。漫画の中では、

・強化系
・変化系
・放出系
・操作系
・具現化系
・特質系

という6種類が登場します。私はこれって現実の私たちに当てはまる、と思っています。

人によって得意なものは違う

人ってそれぞれ得意なことは違いますよね?

・勉強が得意な人
・スポーツが得意な人
・音楽が得意な人
・アートが得意な人
・ゲームが得意な人
・人を笑わせるのが得意な人

漫画では漫画を面白くするために、水見式で分かる自分に合った能力以外は「100%極めることは出来ない」という設定になっています。こういうネガティブな設定に目を奪われがちになりますよね。ネガティブな設定は全部無視しましょう。

大切なのは漫画でも言われている「自分に合った能力を伸ばすこと」です。

英語学習の基礎

前提のお話をしたいと思います。

中学英語の内容は「基礎的な内容」であると同時に「極めるのは難しい内容」です。皆さん「中学英語程度もできない」とは考えなくて大丈夫です。

野球でいうと素振りやキャッチボールです。
コツコツ続けて基礎的なスキルが上がれば能力の底上げになります。
素振りやキャッチボールを極めた」なんていう人がいるでしょうか?

中学英語は分かる わざわざ勉強する必要はない

と思う人もいるでしょう。でも分かると出来るは違うんですよね。私も未だに単数・複数、時制、冠詞は間違えます。

何が言いたいかというと、人それぞれ違うとは言え、「基礎は一緒」ということです。漫画でも系統は違っても「基礎鍛錬は同じ」で基礎鍛錬と同時進行で「自分の能力を伸ばす鍛錬」をします。

英語学習の系統

では自分の能力はどうやって伸ばしたらいいんでしょうか?

強化系(単純で一途)

単語・文法・イディオム・熟語・慣用句
全ての基礎知識を固め、一歩ずつ階段を登る、
壁にぶつかると、さらに基礎を固めるタイプ

変化型(気まぐれで嘘つき)

洋楽を歌いたい、映画を見たい
好きな外国人俳優みたいにしゃべりたい
とりあえず真似してみる
分からないまま行動するのが苦にならないタイプ

皆さんはどちらが正しく、どちらがより効率的だと思いますか?

言語学習の研究

私は日本語教師養成講座を修了しています。外国人に日本語を教えるためのコースです。その中で学んだことですが、授業のやり方には2通りあります。「トップダウン」と「ボトムアップ」です。

例えば、読解をやる場合

【ボトムアップ・講義形式】
新出単語を教える
新出文法を教える
例文等を教え練習する
文章の読解に必要な知識が揃ったところで読ませる
【トップダウン・サポート形式】
文章を読ませる
文章についての質問をする
学習者の解答で理解度を確認する
学習者に必要な知識・スキルを確認すし必要な知識を教える

ちなみに、言語に関する研究をする学者さんの間では既にボトムアップは時代遅れになっており、日本語教育の現場ではトップダウン形式が多いそうです。ただ、研究の結果「トップダウンの方が効率的ではないか」と言われているだけで証明されているわけではなく、

学習法の正解は研究で解明されていません

正しい英語学習法

そうです。正しい言語の学習法は、言語だけ研究しても分かってないんですよね。解明されてないんです。皆自分の経験に基づいた自分の意見を言っているだけです。

なので当然私にもボトムアップトップダウンどちらが正しいかなんて分かりません。私が言いたいのは、トップダウンで学ぶ人にも胸を張って欲しい、ということです。むしろ学者さんの主流はトップダウンです。

海外映画を見てみた、洋楽聞いてみた、外国に行ってみた。様々な経験をしてせっかく得た貴重な疑問の数々。それを解決する勉強をする、というのは私は正しい勉強方法だと思います。ただ、あまりにもボトムアップで学習する人が多いので「知ってる単語の数が少ないから」「文法に分からないことが多いから」と元々たくさんの知識がないとダメだ、と思い込みがちになってしまいます。

いいんです。正しいのはボトムアップだけではないんです。

最後に

英語は、強化系のパワー派ファイターのように、単語でも文法でもなんでも一途に一生懸命頑張れるタイプの人だけのものではありません。単語も苦手、文法も分からない、勉強は苦手。でも、しゃべるのは好き。しゃべりたい。そんな方々も是非英語に挑戦してほしいんな、と思います。

昔は本やラジオで勉強するしかありませんでした。今はスマホがあります。オンライン英会話があります。気軽にネイティブとしゃべることが出来る時代になったんです。自分で自分にあった学習方法を選びましょう。

単語や文法やテスト対策は英語ビジネスの最大の儲けどころだったと思います。それらが出来ないとダメだと思い込んでいる人が多いほど英語ビジネスは儲かる形でした。私はこのスマホとインターネットがあっという間に英語ビジネスを根底からくつがえしてしまうんじゃないかな、と思います。

一人でも多くの方が固定観念を捨て英語を楽しんでくれることを心より願っています。

長文ここまでお読みいただきありがとうございました。良かったらスキ・フォロー・シェア・Twitterフォロー・YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。それでは次回の記事もお楽しみに。

ぺぺ

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