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人はなぜ拳を振るうのか「地図と拳」(後編)、小川哲著

文学ラジオ第93回の紹介本

満州のある都市、夢と戦争の半世紀
「地図と拳」(後編)
小川哲 著
集英社

満州のある都市の半世紀に渡る戦いの歴史は幕を閉じるーー。今回の後編では、物語の中盤からラストまで話しています。また読み終えてから印象に残った点や作品のタイトルである「拳」についてテーマトークで話しています。必ず前編からお聴きください。

▼前編はこちら

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本書のあらすじ
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「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。

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