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2018.1.23 ポール・ウェラー Live@EX THEATER ROPPONGI

PAUL WELLER JAPAN TOUR 2018

2018年1月23日(火)@EX THEATER ROPPONGI


ポール・ウェラーのソロは、基本的にほぼリアルタイムでアルバム買ってきたんだけど、ソロの曲が本当に好きになったのは15年の来日時にシンコー・ミュージックからCROSSBEAT Special Editionのムックが出て、それを読みながらアルバムを聴き返してから。
それでソロにハマってしまったんだけど、その時点では来日公演は終了したばかりでね。あともう少し早ければ、と悔しい思いをしたのでした。
なので、それ以来、早く再来日してくれないかと熱望していたんです。
ジャム、スタカン、ソロと好きなくせに、今までライヴを観たのは、92年と93年の2回のみ。しかも、どんな内容だったか、最早あまり憶えていません。
なので、早くライヴを観て、新たなポール・ウェラーの良い思い出を作りたい!と。

昨年春、NEWアルバム『A Kind Revolution』をリリースし、これは来日が期待できるぞと思ってたら、夏には来日決定のニュース。
これは絶対にチケット獲るぞ、と。
先行抽選の第1希望は指定席で申し込んだのですが、ダメで、結局スタンディングになりました。
チケット獲り逃したらイヤなので、先行から申し込みましたが、結局一般発売でも余裕で獲れたようです。一般でも獲れたのなら、余計な特別料金かけて先行で獲るべきじゃなかったかなあとも思ったのですが、まあ、でも、念願のポール・ウェラーのチケットを無事に入手できたのですから、良しとすべきではないかと。

今回の来日公演は、大阪1日、横浜1日、東京2日の、全4回公演なのですが、大阪はもちろん、横浜も帰りの電車の関係もあるため論外。
東京2日間のうち、最終日が丁度、僕の仕事休みに重なったため、迷わずこの日に決定しました。
ただ、ポール・ウェラーのライヴって、日によってセットリストがまったく違ってて、同じ内容のライヴにはなりません。
とは言え、2/3くらいは同じ曲をやるので、それらが「基本曲」と言えますが、1/3は日替わりメニューです。そして曲順はまったく違います。オープニング曲もラスト曲もその日によりけり。だから、ライヴの印象、感想はまるで違うでしょうね。
なので、すべての日を観たい気持ちはやまやまなんですけどね。でもまあ仕方ない、1日だけで我慢で、どうか僕の行く日に好きな曲やってくれますように、と祈るしかありません。

1ヶ月くらい前からオリジナル・アルバムを聴き返していましたが、来日公演が始まってからは、大阪、横浜のどちらでも披露した曲が「基本曲」と考えて、それらを基にしたプレイリストを作って、予習しました。
どんどんポール・ウェラー・モードになりましたよ。


で、僕がライヴに行く日は1月23日だったのですが、その前日は、関東では4年振りの大雪。
その日もポール・ウェラーのライヴは行われていたわけで、もしも僕がそっちの日のチケットを獲っていたとしたら大変だったろうな、と思います。
絶対観たいから、行かないわけにはいかないけど、行ったとしたら、帰りの電車がストップして、家に帰って来れないのではないか、行くのを止めるべきではないか等と、相当悩む事になってたと思うとゾッとします。
偶然とは言え、23日のチケットで良かった。ホント、運が良かった。

と言っても、次の日、ライヴ当日も雪の影響が残っていて、電車のダイヤは乱れていました。
僕が出かけるお昼頃には大丈夫だろうと思っていたのですが、いきなり地元の駅で、まだ30分遅れのアナウンス。なので、無事に現地に到着するまでは不安でしたね。

今回のEX THEATER ROPPONGIは、初めて行く場所。
なので不安もあったのですが、電車の乗り継ぎもわかりやすかったし、六本木駅からもすぐで、簡単にたどり着きました。
開場は18時との事だったのですが、1時間前からグッズを先行販売するとの事で、17時30分頃に到着しました。
最近、ミュージシャンのロックTシャツを買う事にハマってるので、それを買うためです。Twitterで、今回のグッズが紹介されていて、買ってもいいなと思えるTシャツがあったからです。
グッズ売り場が混雑してて、Tシャツを買うのに手間取ったら、フロアに入場するのが遅くなり、いいポジションを確保できなくなったら困るなと思ってたのですが、グッズ売り場は誰も並んでませんでした(笑)。
あっさり目当てのTシャツをGETでき、時間が余ってしまいました。開場時間まで外で待つのは辛いですね。思ったほど寒くはなかったのですが、退屈で。

僕の整理番号は350番台だったので、早く入れた方だったと思うんですが、トイレやドリンク交換も済ませ、なるべく素早くフロアに入りました。
既に良い場所は人が溢れていたのですが、僕はなんとかステージ正面の壁際を確保する事が出来ました。
それからライヴが始まるまで40分以上、じっと我慢の子です。

開演時間の19時の2分前。
情報通り、オープニングSEとして、ビートルズの「Tomorrow Never Knows」が流れてきました。
会場内が暗くなって、ほぼ定刻通りにライヴのスタートです。


01. White Sky
02. Long Time
03. My Ever Changing Moods
04. Nova
05. The Eton Rifles
06. Saturns Pattern
07. Going My Way
08. Woo Se Mama
09. She Moves With The Fayre
10. Into Tomorrow
11. Man In The Corner Shop
12. Have You Ever Had It Blue
13. Up In Suzes’ Room
14. Hung Up
15. Shout To The Top
16. Let It Be Me
17. The Cranes Are Back
18. 22 Dreams
19. Peacock Suit
20. Friday Street
21. Come On / Let’s Go
22. Start!
(Encore 1)
23. That’s Entertainment
24. English Rose
25. Monday
26. Wild Wood
27. Foot Of The Mountain
(Encore 2)
28. From The Floorboards Up
29. Town Called Malice


バンド・メンバーは、ギター、ベース、キーボード、ドラム、パーカッションの5人です。
ギターは、お馴染みの舎弟・スティーヴ・クラドックなのが嬉しい。
ドラムがスティーヴ・ホワイトじゃなくなってるのはちょっと残念かな。彼とはもう最近は一緒じゃないのかしら。
ドラム・セットが2台並んでたのですが、ツイン・ドラムというわけじゃなくて、1人はドラムというより、パーカッションですね。

ポール・ウェラーの「コンニチハ!」のひとことの後、
ヘヴィな「White Sky」でスタート。
重たいグルーヴにサイケなギターです。
ポール・ウェラーが、ソロとしては代名詞のようなエピフォン・カジノを抱えてる姿を生で観れただけでも感動モンです。

前曲と同じく、アルバム『Saturns Pattern』から「Long Time」。
低音ビートに絡むギター・サウンド、単調なメロディの繰り返しが逆に耳に残ります。

ここで、もう出ちゃいました、「My Ever Changing Moods」!
僕がポール・ウェラーを好きになった時は、既にスタカンは解散してたので、大好きなこの曲をソロのライヴで生で聴ける日が来るとは想像もしてませんでした。
とは言っても、事前情報で、この曲はたぶんやるだろうとは知ってたのですが、アップ・テンポのシングル・ヴァージョンなのか、バラードのアルバム・ヴァージョンなのか、どちらなんだろうかと疑問に思ってました。
シングル・ヴァージョンでしたね。
でも、テンポはオリジナルよりやや遅めだったかな。
この曲を生で聴いて、そうなのだ、ポール・ウェラーは、Changingな人なんだ、という事を実感しました。
この歳になってのこの心持ち、潔さが爽やかで、すげーカッコいい。
後半の、ジャカジャカジャッ!という、決めのリズムがたまらなかったですね。

NEWアルバムから「Nova」。
怪しい雰囲気はありつつも、どこかブッ飛んだ印象もあります。
地味ながらも意欲的な実験作。

最初のジャーン!というコード1音で、なんの曲かすぐにわかりました。
「The Eton Rifles」だ!
最近のライヴで、ジャムの曲を採り上げているのは知ってましたが、まさかこの曲をやってくれるとは想定外でした。
サビの「♪ イートゥンライフォー、イートゥンライフォー」は思わず一緒に歌ってしまいました。
もう、興奮しましたよ。

ポール・ウェラーが、キーボードに移動しての「Saturns Pattern」。
鍵盤がポップなリズムを刻むのが印象的な曲です。
これまた、サビはつい口ずさんでしまいましたね。

ポール・ウェラーがキーボードの前に座ったままという事は、続くのはあの曲か?と予想してたら当たりました。「Going My Way」です。
最初はピアノの弾き語りバラードのように始まり、途中から、ポール・マッカートニーばりのポップな曲調になったり、メロウに締めたり、という展開がとても気に入ってる曲です。楽しい気分になりましたね。

NEWアルバムの冒頭を飾った「Woo Se Mama」。
聴けば聴くほどポール・ウェラーのロックという感じがする。

渋く、クールなグルーヴの「She Moves With The Fayre」。
途中、メロウになったり、ジャジーなホーン・サウンドが聴こえてきたりと、結構凝った展開です。

MCはなんと言ってるのかわからなかったけど、「1stアルバムから」という事だけはわかった上での「Into Tomorrow」。
これは相変わらず、イントロのリフから熱くさせてくれますね。
これは25年前に観たライヴでも聴いてたはずです。そう思うと、なんか懐かしいですね。
終盤では、オリジナルにはなかったギター・ソロをポール・ウェラーが弾いてくれて、これは新しい聴き所だな、と感動しました。

続くは、ジャムの「Man In The Corner Shop」。
「♪ ナーナナーナナー」のリフレインが忘れられません。
ジャムの曲ですが、ソロになってからの曲にも通じるものがありました。今のポール・ウェラーに合ってるかもしれません。

スタカンの音楽は、とにかくお洒落でした。
その中でも、特にお洒落な感じのする「Have You Ever Had It Blue」。
ここは六本木だぜ?
お洒落な音楽を奏でるにはピッタリの場所だなあ、と感じました。
サンバやボサノバの入り交じったようなこの曲が、今回はよりロックに傾いてました。

虚ろで寂しい感じのする「Up In Suzes’ Room」。

今までは、地味であんまり印象になかった「Hung Up」。
アコースティックな香りのするカントリー・ロックと思ってたのですが、じっくり聴いてみると、全然アコースティックじゃない、バンド・サウンドなんですよね。特に、サイケな響きのギター・ソロがたまらなく好きになりました。このソロの瞬間を見逃してはなるまいと、スティーヴ・クラドックを凝視しましたね。

またもや大好きなスタカンの「Shout To The Top」。
オリジナルでは、サウンドの核になっていたストリングスの音がないため、印象は結構違ったのですが、よりバンド・サウンドになっていて、いかにもライヴだなあ、と。
「♪ シャウトゥザトップ、シャウッ!」と、合いの手のコーラスを口ずさんでしまいましたよ。
今まで大切にしまっていた宝物を取り出して見せてくれた、というような気持ちになりましたね。

ポール・ウェラーが再びキーボードの前に座って、バラードを奏で始めました。
あんまり耳馴染みのない曲だなあ、もしかして、最近映画のサントラかなんかで発表した曲なのかなあ?と思いつつ聴いていたら、サビで「♪ レット・イット・ビー・ミー」と言ってるのがわかりました。
ああ、そうか、カヴァー・アルバム『Studio 150』のボートラで入ってた「Let It Be Me」か。気に入ってた曲のはずなのに、すぐに気付けないとは。
この曲が出てくるとは想定外でした。結構レアかも。

サビがとても穏やかで優しい気分になる「The Cranes Are Back」。
前半はやや大味で、あまり好きではなかったのですが、このサビを聴いてると、だんだんと好きになってきます。

再びポール・ウェラーがギターを手にして、パンキッシュな「22 Dreams」。
とにかくグイグイと攻めます。パンク・バンド出身だった事を実感させられる曲です。
このスピード感、終盤にかけての高揚感、そのパンクな魂は健在です。

間髪入れずにポール・ウェラーがイントロのリフを奏でて始まったのがカッコ良く、忘れられない「Peacock Suit」。
大好きな『Heavy Soul』からの、大好きな曲です。
このビートがたまりませんね。心がグツグツと湧き立ってくる感じです。
終盤の「♪ ピーコックスー、イェー」というコーラスが気持ちいいです。

次も『Heavy Soul』から、アーシーな「Friday Street」。

嬉しかったのは「Come On / Let’s Go」をやってくれた事!
これを聴けるのはほとんど諦めてましたから。
「That’s Entertainment」をもっと派手にしたようで、ポップでキャッチー、大好きなアッパー・ソングです。
これが聴けたのは嬉しい誤算でしたね。テンションも上がりました。幸せな時。
ただ、この曲は、サビのベースのフレーズが印象的で気持ちいいのが肝なのですが、今回のベーシストは、その気持ちいいフレーズを弾いてくれませんでした。この曲に限らず、何曲か、「ここでのベース・ラインが聴かせ所!」という所でまったく目立たずに終わってる場合が多かったですね。これはちょっと不満です。このベーシストはまだ若いのかなあ?なんだか遠慮がちです。目立ってはいけない、と思ってるのでしょうか。おとなしすぎました。

とまあ、ベーシストに文句をつけた所ですが、この曲ではさすがにがんばらなきゃいけない、「Start!」です。
これはベース・ラインだけでも成立しちゃう曲なので、ベースががんばらなきゃ始まらないですからね。
まあ、こういう曲ではさすがに最低限の仕事はしたベーシスト君でしたが。
ベースに限らずのバンド・サウンドでしたね。よく考えたら、ジャム時代は3人で演奏してたわけですから、それに比べたら、かなりサウンドは厚くなってる事に気付きます。
そして、ここで本編終了です。ここまでで1時間半くらいでした。

再び登場してのアンコールは、アコースティック・コーナーです。
ドラムの人もステージ前方に来て、アコギを担当します。
これで、ポール・ウェラーも含めてアコギ3人。
パーカッションだった人が、ドラム担当になりました。

ポール・ウェラーのキレのあるストロークで華々しく始まった「That’s Entertainment」。
これは、今回の日本公演ではどこでもやってなかったのでは?
さっき、「Come On / Let’s Go」が「That’s Entertainment」みたい、と言いましたけど、本家が出ちゃいましたね(笑)。
いや、アンコールでアコースティック・コーナーがあると聞いた時から、やってくれそうな気はしてたんです。
それに相応しい曲でしたね。いつ聴いても爽やかです。

ポール・ウェラーがアコギをベーシストに手渡して「English Rose」。
ベーシストがアコギをリードで弾いて、ポール・ウェラーは珍しく歌に専念して歌い上げてました。

アコースティックで、まさかのジャム3連発で「Monday」。
ですが、正直言って、この時のこの曲の記憶がほとんどありません。
あとでセットリストで見て、うーん、こんな曲やったっけかなあ?という感じなんですよね。

ソロでアコースティックと言ったら、真っ先に思いつくのが「Wild Wood」なんですよね。
この曲の印象が強すぎて、2ndアルバムはアコースティックなアルバムだ、という印象なのです。
フォーキーなバラードというか、雌伏の時を過ごしたポール・ウェラーの意地を感じる曲でもあります。

前曲と同じく2ndアルバムから...と言っても、僕の持ってる日本盤には収録されてなかった「Foot Of The Mountain」。
やっぱり、この当時はアコースティックな感じがポール・ウェラーの流行りだったようです。
これをライヴでやる時は、バンド・サウンドの時も多いですが、やっぱりアコースティックが似合う曲ですね。
これにて、アコースティック・コーナー終了。

再び登場してのダブル・アンコールは、通常のバンド・セットに戻して。
クレイジーなイントロに導かれて、スピード・ナンバーの「From The Floorboards Up」。
そうか、まだこの曲が残ってたか、と。
もちろん大好きな曲で、今回披露されるのを楽しみにしてたはずなのに、ここまで忘れてました。
パンク寄りですが、割とシンプルなロックンロールです。

次はなんだ?と思ってたら、ベーシストがモータウン・ビートを奏で始めました。
「Town Called Malice」が出てきちゃった!
と言うのも、この曲はラスト・ナンバーになる事が多いからです。
ダブル・アンコールは通常3曲くらい、多ければ5曲くらいやるという事前情報を掴んでいたのですが、2曲目で、この曲が出てしまうとは。もうこれでライヴ終わってしまうのか??
やや複雑な気持ちが交じりながらも、大人気のこの曲、みんな盛り上がってます。
サビのラストの「♪ ターンコーマリース、イェーイェーイェー!」とか、「♪ パッパッパッパ、パラッパー」とかは、大合唱です。

盛り上がったところで演奏は終了、ポール・ウェラーがメンバーを紹介して、ステージを去っていきました。
ダブル・アンコールは2曲だけで終了?もしかしてトリプル・アンコールがあるんじゃないの?「The Changing Man」が聴きたいっ!
客電がなかなか点かないので、まだライヴは終わらないのかと、期待が膨らみ、会場内も拍手や手拍子が巻き起こったのですが、しばらく時間がたってから、結局、客電が点いてしまいました。
期待を持たせたあの間はなんだったのでしょう。ポール・ウェラーもどうするか考えた挙句、「やっぱり今日はもう終わり!」となったのかもしれません。
日本公演最終日だから、いつもよりの大サービスを期待したのですが、それも虚しく終わり。
気分屋のポール・ウェラーらしい。その潔さもポール・ウェラーらしい。
この時ほぼ21時。ちょうど2時間のステージでした。


まあ、でも、久し振り、念願のポール・ウェラーのライヴ。
期待してた通り、熱くもあり、クールでもあるステージでした。
楽しかった!

ジャムやスタカンの曲をやると言っても、今までは割とマニアックな選曲で、大ヒットした曲は避けてきたような印象があったのですが、今回は、ヒットした曲、みんなが大好きな曲を惜しげもなく披露した、って感じでしたね。
ここに来て、ようやくジャムもスタカンもソロも、垣根を取っ払って、みんな自分が作った曲なんだからと、納得してライヴを構成してた感じです。
ジャムの曲が7曲と、今回の来日公演の中ではこの日が1番多く、ジャム度高め。おそらく1番多いと思われるジャム・ファンは嬉しかったでしょうが、僕は最近はジャムよりもソロの方が好きになっているので、もっとソロの曲を聴きたかった、というのが正直なところでしたね。ソロでも代表的な曲、もっとあるでしょうに、と。
いや、もっと聴きたいのはスタカンの曲でしたが、今回スタカンの曲を3曲聴いてみて、やっぱりスタカンの音とは違うなあ、これはソロとしての音なんだなあ、という事を実感もしました。
なので、ジャムもスタカンも控えめでいい、ソロの曲で勝負していい、と思いました。
とか言いつつ、ジャムやスタカンの曲をやってくれればつい嬉しくなるんですけどね。会場も盛り上がるし。全然やってくれないのは困ります。

そもそも、NEWアルバムの曲をもっとやるのかなと思ってましたが、4曲と、意外と少なかったですね。
その前作からも4曲という事で、合わせると最近の曲は8曲なので、まあ、最近の曲が多いという印象はありましたけど。

今回の日本公演で、他の日にはやった曲の中では、特に「The Changing Man」「Be Happy Children」「Out Of The Sinking」「Long Long Road」あたりが聴けなかったのは残念でしたけど、僕が行った日だからこそ聴けた曲もありましたし、セットリストは概ね満足、この日に行って良かったなと思えましたね。

この日は、雪の影響で、僕の自宅から最寄り駅まで車や自転車が使えず、30分歩いていった事などの疲れからか、ライヴ中、若干眠かったですね。スタンディングだったから、意識が飛ぶような事にはならなかったですが、席に座っての鑑賞だったら眠ってただろうなあ。危ないところでした。指定席を獲れなかったのが幸いしました。

まあ、とにかく、念願のポール・ウェラーのライヴを無事体験できて、満足です。
ますますポール・ウェラーが好きになりましたし、これからも追いかけていくつもりですし、次の来日公演も必ず行こうと決めています。
今年60歳になるそうですが、これからもカッコいい親父である事は間違いないですからね。
いつまでも、憧れのポール・ウェラーです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけましたか? もしもサポートしていただけましたら、今後もライヴをたくさん観て、がんばって感想書きたいと思います。