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音楽のおくすり

生きるためのカレー、4日目。

記事を読んだご近所の飲食店さんたちが、CafeBarDonnaへ駆けつけてくれました。「今、自分たちがやるべきことは何か。記事を読んで改めて考えました」そう言って、カレーを買ってくれました。そう、これは僕たちの店だけじゃない。飲食店全ての問題です。アイデアや情報は共有して、力を合わせてこの危機を乗り越えなければいけません。

「営業できない」と愚痴を言うよりも、代わりになる案を考えて実行していく。「闘う」と決めたからには、動きながら改善して、形を整えていく。考えてから動くのではなく、動きながら考える。そのような柔軟性と速度が求められます。

僕たちは「生きるためのカレー」と並行して、オンラインのサービスも進めています。主に地域密着型のバー向けのアイデアですが、少しでも他の飲食店さんの力になることができればとこちらに記しておきます。

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営業終わりに、アーティストの広沢タダシさんのYouTubeライブを見ていました。その中で僕たちのことを紹介してくれました。

うれしいなぁ。広沢さんとCafeBarDonnaは長いお付き合いで。お店だけでなく、イベントも一緒につくらせてもらったり、記事を書かせていただいたり、普段からお世話になっています。昨年末のCafeBarDonna10周年の際には、急遽、お店で生演奏のプレゼントまでしてくださいました。

音楽は食べること、寝ることに奥行きを与える。「生きること」を豊かにしてくれます。特にこの不安定な時代、音楽は人の心を救う薬のような存在です。不安な心を癒し、生きる力を与えてくれる。音楽はセラピー。アーティストの力は偉大です。ぜひ、広沢タダシさんの音楽を聴いてみてください。

広沢さん、ありがとうございます。

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「生きるためのカレー」は、出会いや再会という役割を果たしています。人と人のつながりをあらためて見つめ直すきっかけとなっています。共通するのは「ありがとう」という気持ち。

よし、明日もがんばるぞ。



※トップ画像のイラストは広島に住む三枝咲月さんからの贈り物です。

(文章はCafeBarDonnaの嶋津亮太が書いています)




店の運営資金と店長の伊藤充へ渡します。