カフェバグダッドと日本SNS発展史⑧--note
さて、いよいよというか、なんというか、noteの登場だ。カフェバグダッドがnoteを始めたのは、2018年5月28日。ちなみに最初の記事は、「モロッコ・カフェびたり紀行」だった。
先日、noteプロデューサーの徳力基彦さんのレクチャーを東京・麹町のnote本社で聞く機会があった。徳力さんは、「自分はブロガーだから」と盛んに言っていたのが印象的だった。ブロガーの徳力さんが、noteのプロデューサーなのだから、やはり、ブログの延長上にあるsnsなんだろう。その上で、他のsnsとの親和性が高く、活用次第によっては、ブログ以上の拡散力を得られる、「スーパーブログ」ということになるだろうか。
私も、noteを書き始めた当初から、ツイッターとの連携を積極的に進めていった。ざっくり言えば、記事を書いたら、そのリンクをツイートするというスタイルだ。当然、ブログにもそうした機能はあるが、noteでは当初から、サムネイルの仕様が連携に向いていた。
それまでは、例えば、中東映画のレビューなど、比較的長文の記事は、フェイスブックページのほうに書いていた。だが、noteでは、「マガジン」という、書いた記事をカテゴリー分けする機能があり、「それなら、中東映画マガジン」を作ってしまおう、と考えた。そうして「中東シネマクラブ」というマガジンを「創刊」し、2024年3月現在で49本の記事が蓄積されている。
noteのマガジンは、とても便利な機能だ。課金の仕組みも、一般的なブログとは一味違う良さがある。いわゆるサブスクを導入することも可能だ。私も、一時期課金の仕組みを導入していたが、現在はストップしている。課金、つまり、noteコンテンツのマネタイズは、世のライター、あるいはライターでないさまざまな人々にとっても、非常に可能性のある方向性だろう。ただ、超有名人など一部の人をのぞけば、そう簡単ではない、という現実もある。このあたりについては、また機会があれば、触れてみたいと思う。
いずれにしても、noteは、カフェバグダッド活動にとっても、欠かせない重要なツールになっている、ということは間違いない。
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