#135 モーニングを楽しむ休日 / 小さなラッキーを喜ぶ
休日の朝、
今日は図書館に行こうと思いついた。
出かけるなら
おいしいトーストがあるカフェで朝食を食べようと
身支度だけして家を出る。
家で食べる時は、
お湯を沸かして1日分のお茶を作るところから始まり、
トーストを焼いて
なにかしらのフルーツをむいてカットし、ヨーグルトと和える。
トーストはバターを塗るだけだったり、
玉ねぎの薄切りとチーズを乗せて焼いたオニオンチーズトーストだったり、
ピザ風トーストだったり、
卵ときゅうりをはさんだホットサンドだったり、
その日の気分で食べたいものを作る。
キッチンに立ってから
食器を片付けたり洗い物しながら作り終えるまでに
20分くらい。
朝食をとり、お皿を洗ったりシンク周りを片付けていると
家を出るまでに1時間くらいかかる。
朝食に使う時間をカットして
起きてすぐに出かける準備だけして出るのは
とても楽ちん。
そして心地いいお店で
作ってもらったおいしいモーニングをいただけるという
最高の時間が待っている。
ありがたい贅沢なこの時間、
とことん楽しもう。
美味しいコーヒーとトーストを求めて
コーヒー専門店のカフェへ向かう。
コーヒー代に250円プラスのモーニング。
厚切りトーストは私の大好物。
切り込みを入れた厚切りの食パンにマーガリンがじゅわっとしみて、
黄色に光っている。
切り目にそってちぎり、やわらかく伸びたふわふわのを
口にパクッと入れる。
耳はカリカリに焼けていて、
ちぎったりかじったりするとパンの粉がこぼれる。
それをサクサクかじっていく。
サラダはキャベツの千切りに、
赤いパプリカかな、あらみじん切りにしたのが入っていた。
パプリカで見た目も明るく美味しそうになる。
ヨーグルトにはいちごソースがたっぷりかかっていて、
スプーンで混ぜ合わせてマーブルにして食べた。
まっ白のカップに入った、香りが良い濃いめのコーヒー。
この一杯をゆっくり味わって飲む。
カップに自分の好みがあるけど、
このお店のカップも大好きで
そのカップで飲むことも気分が上がる。
カップひとつでと思うけれど、
これだけいい気分で過ごせるなら
なかなか大事なことだ。
いつものようにお腹が落ち着いたら
残りのコーヒーを飲みながら
本を読んで過ごす。
お水がなくなったので、
お店の人に声をかけようと思った。
グラスが古くてくすんでいるな〜と何気に
グラスを見ていたところへ、
『お水置いておきますね。』
とまっさらピカピカのグラスを置いてくれて
驚いた。
まだ頼んでないのに、
私の声が聞こえたの?と思うようなタイミングで
ピカピカグラスのお水が運ばれてきたことに。
なんでもないことなんだけど、
このちっちゃな良いタイミングの出来事を喜ぶ。
だって
お水が欲しくてお店の人に声をかけようとしても
なかなかお店の人が捕まらない時もある。
しかもピカピカグラスで気持ちいい。
ラッキー♪♪って
喜ぼう。
この後行った図書館では
今私が興味がある読みたい本がたくさん見つかり、
10冊借りてワクワクで帰ってきた。
なんだか楽しい日。