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元教員の私がなぜ今カフェをやっているのかvol.6【適応障害になった話】



やーーーーーーーっと
vol.6

いやあ、本当にバッタバタと年を越し、
年が明け、年を取り…。
気がついたら新年度ですね。




教員採用試験を受けて教員になるという
一般的な流れではなく
大学4年の間、教育委員会がやっている
別の学校の様なものに並行して通い
教師仮1年みたいな日々を過ごさせてもらう
養成校にありがたいことに推薦いただき、

めでたく?教師になった私は、

東京都内では「島流し」と有名な
独特な教育をしている区へと配属に。
(厳密にいうと、養成校に通ってる時点である程度決まる)
(島流し…気になる人は調べてみてください笑)

そしてまだ私が教員になった時は
一般的ではなかった小中一貫校で働き始めます。



朝5:00に起きて
6:30には出勤し
退勤は21:00…22:00…23:00そこら。
という日々を過ごしていたわけですが

本当に仕事がある時も
もちろんあったものの
【若手が一番最初に出勤、退勤】
という風潮と噂と空気を
察して仕事をしていた私。

帰りたい、とか
帰れる、という中でも
早く退勤する人を追うようにして
小声で聞こえる不満、目線を
見ていたら、怖くて私にはできませんでした。笑
しかも、私が初任で入った年は
たまたま同期もみんな年上で
ほんとーーーーに私だけが唯一の下っ端。みたいな。笑


その悪口などを聞くのが嫌で
教室で残りの仕事をしていると 
サボっていると思われ
またヒソヒソ…。
それにまた察してしまい
無理やり職員室で仕事をして…。

1年目はそれでも子どもとの充実した時間、
保護者の方々との交流、
クラスの運営、仕事の評価…
どれも問題もなく、楽しく終わることができて
教員サイコー!!!!!楽しい!天職!

と思っていた。




2年目。始まってすぐに学年主任が産休に入ることが発覚。
子どもたちはどの先生も顔を歪める
通称【大変な子たち】だらけの学年。
それでも子どもは可愛かったし、仕事も楽しくて
1年目と変わらず必死で仕事をしていた。

ただ、初任で入ってきた人は
前述した私の察して仕事をする
みたいなのとはかけ離れていて、
あまりにも常識がなく頭を抱える先生だらけで、
先輩としてその人の教育もしなければならない状態…。

耳に入る児童の悪口。
いや。わかるよ?わかる。大変だよね、でもその子にだっていろんな背景があるだろうよ…自分のクラスの子だよ?そんなふうに言う?
と心を痛めることも多々。


そんなこんなをしていたらある時から
学校につくと耳鳴りがして、
音が聞こえづらくなるように。

授業をしていても私が
気を失うように眠ってしまうように。
本当に強調しておきたいのですが
ウトウト…眠いなぁ…寝ちゃえ。
みたいな感じじゃなくて
ほんとーーーーに気を失う感覚。



そこから悪化して
出勤のためにかけたアラームから
5分でも過ぎると
一生の終わりのような気分になり
涙が止まらず
出勤しなきゃ、
出勤したいと思っても動けなくなりました。

どうにかこうにか、泣きながら家を出て
学校についても恐怖心で涙が止まらず
保健室で休んだりしてから教室へ。
(子どもか?って話だけど本当に言葉に表せない感じ)
あまりにも酷く、
休んだほうがいいということで
一週間お休みをいただくことに。



その後はなんとか立て直してまた日々仕事をするように。
ただ、一週間休んだのもあり、周りの先生たちが気を使って
「今日は、早く帰りな〜」など声をかけてくれて
どうにかやってた部分も少しあって。

3月の終業式までどうにか過ごしていたところに
大爆弾が。
卒業式

私はこの大事な式で、寝てしまうのです
厳密に言うと気を失うように、寝てしまうのです。理解のある先生が隣りにいて起こしてくれていたし
私がどれだけ起きようと努力してるかも
身に沁みて見ていた先生が
「こわい」と恐怖を感じるほど、
気を失うように寝てしまって。

もちろん、理解のない先生もいて
叱られ、怒られ…しました。
でも私にはどうにもできず。

新年度の担任発表もあり
胸を躍らし楽しみで仕方ない新年度の幕開けのはずが…
校長が変わり、
学年主任はよりによって、叱られた先生。

来たる入学式。
もうそれはそれは恐怖で仕方なく
案の定、数日前からいけなくなり…
ついには精神科にかかることに。

そこで出たのは【適応障害】

そこからなんやかんやあり、
休職して、
復帰予定だったものの
また、なんやかんやあり。

※なんやかんやが気になる人は、
是非店頭でお話しましょう。笑


休職した後、退職することになりました。


初めて赤裸々に公開するけど
大丈夫?と心配な反面、
少しでも 現在先生をやってる人が
ホッとしたり、共感して安心する一つになれば
嬉しいです。 

そしてそして、楽しかった子どもたちとの日々についても
いつかまた、書きたいなと思ってます🌷✨






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