見出し画像

なぜ我々が音楽を発信するのか?

先日『ますかれーど』初となるオリジナル楽曲を2曲同時に発表させて頂きました。貴重な機会と、制作にご尽力を頂きましたUSAGI Productionさま、並びに各関係者の皆様ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。今回は、そんなオリジナル楽曲を作るに至った意図、そしてそれぞれの曲に込めた思いについてコラムを書かせて頂きたいと思います。

■音楽を作る3つの意図
今回『ますかれーど』は初のオリジナル楽曲を作成し、新しい側面を皆様にご提供させて頂きました。なぜ我々が楽曲を制作するのか?これには3つの意図があります。

①POPカルチャーとしての認知拡大
私は『ますかれーど』を「エロ」だけで消費されるキワモノコンテンツにならないようにしたいと考えています。やはり「アダルト」コンテンツは、日陰でニッチなものにされがちな傾向がありますが、もっとPOPに楽しめるコンテンツへ展開していくための1手として音楽ジャンルは一つの武器になると捉えています。
②音楽は思い出を呼び起こす記憶媒体装置
音や音楽は、聴いた際の情景や心情、キャストや仲間との思い出を呼び起こしてくれる記憶媒体装置だと考えています。ファミリー〇ートに行ったら思わず『ますかれーど』を想起しませんか?その感覚です。

今後イベントや、記念の配信、日常のお給仕など、楽しいシーンにて、この楽曲をたくさん流していけたらと考えております。そして、当店での楽しい思い出を楽曲と共に記憶して頂き、音楽と共に『ますかれーど』やキャストとの楽しい思い出を持ち歩いて頂ければと考えております。
③国境を超えるツールとして
いずれ『ますかれーど』を全世界のご主人様へ楽しんで頂きたいと考えております。LIVE配信で日本語を中心に活動をしているため、なかなか日本国外のご主人様へ楽しんで頂くハードルが高くなってしまっておりますが、音楽は言語の壁を越えて楽しんで頂けるツールであり、国境に関係なく人間が原始的に楽しめるコンテンツの一つであると考えています。

このような考えの中、今回、USAGI ProductionさまからVR03へのお誘いを頂き、2曲同時でのオリジナル楽曲リリースの機会を頂くことが出来ました。
せっかく2曲同時に発表することが出来るのであれば、全く違った方向性の楽曲を楽しんで頂きたいという思いがあり、まさにアニメ作品のオープニングとエンディングのような方向性にて、「ますかれーど!」と「I'm Home」を制作させて頂きました。

それぞれの楽曲をオーダーさせて頂いた際の意図についても、折角なので触れさせてください。

■「ますかれーど!」
テーマソングとしてリリースさせて頂いた「ますかれーど!」は、POPカルチャーを目指す一歩として、元気でPOPな印象を出しつつ"奇天烈な印象"を入れてほしい!とオーダーをさせて頂きました。言い換えると、TikTokでバズる感じ。

最近はワンフレーズで音楽を消費するメディアも多く、『ますかれーど』を端的に伝えるためにも、聞いたときに「やべぇ…」という電波的なsomethingが必要だと感じました。特に初のオリジナル楽曲で、掴みとなるイントロ部分は、非常に重要視させて頂きTAKEを重ねて頂く形となりました。

曲全体としては「合いの手」が入ることで、キャストとご主人様が一緒になって楽しめるような一体感の出せる楽曲にもなっています。ぜひいつか一緒の空間で皆さんとコールを楽しみたいものです。

歌詞は全体を通して聴いてくれている「キミ」に対してのメッセージになっています。キャストのご主人様への想いをたっぷりと歌詞に落とし込んで頂きました。ちなみにイントロの「君のいただきますがききたいな♡」には、世の草食系男子へ向けた、女の子の想いが詰まっています。何を「いただく」かは皆さん分かりますよね・・・?

■「I'm Home」
こんな感じの楽曲を作りたい。とオーダーを出した際に「ますかれーどのイメージとはかけ離れていて意外でした。」と先方に言われた記憶があります。楽曲を視聴されたご主人様の中にも結構意表を突かれた方がいるかもしれません。しかし皆様忘れないでください。『ますかれーど』のコンセプトは「いやし」と「いやらし」です。
テーマソングである「ますかれーど!」は「いやらし」の『エロ』がコンセプトだったのに対し、こちらの曲は「いやし」の『エモ』をしっかりと意識した楽曲となっております。チル感のある雰囲気は、まさに『ますかれーど』の「いやし」を思い出させてくれるはず。現実世界で疲れた皆様へ、学校や会社からの帰路にぜひお聞き頂きたい一曲です。

私が楽曲オーダーをした際、楽曲イメージの参考用にリファレンスとして提出させていただいた楽曲がソロ曲だったこともあり、こういった曲調の楽曲が合唱曲としてどのように仕上がるのか?というイメージが、正直なところレコーディングを終えてもなお想像が付いていませんでした。しかし、上がってきたミックスを聞かせて頂いた際に、想像以上にハーモニーがキレイな楽曲に仕上がっており、完成に近づくたび毎回想像を超えてくれる楽曲でした。

複数人による合唱もすごく素敵なのですが、欲を言うとそれぞれのソロバージョンも聞いてみたいですよね。分かります。

■今後の音楽への取り組み
最期に、まだオリジナル楽曲のリリースから日が浅いですが、ご主人様やキャストから非常に好評を頂けた取り組みになったと感じております。今後も本業を疎かにしない範囲で、定期的に楽曲制作に取り組んでいきたいと考えておりますので、乞うご期待ください。

『ますかれーど』単体でもアルバムを出してみたいですね。MVも作りたいですし、リアイベで歌ってみたり・・・音楽はやはり夢が広がります。あと、バイノーラル音楽などはどうでしょうか。

そして『ますかれーど』がアニメ化した際には、ぜひ今回の楽曲をOP/ENDとして採用しましょう。「きららジャンプ」はどこに入れると良いと思いますか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?