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かけみずさん
2018年4月14日 21:30
猫との暮らしから離れて、すでに10年。住空間に「猫がいる」という幸せを、どんなに願ったことだろう。視線のどこかに猫がいて、とろとろと時間の流れる和やかさ。リズミカルな足音で駆け下りてくる小さな階段の物音。ふと振り向くと、尻尾を体に巻きつけるようにちょこんと座って「にゃ」とかすかな声で鳴く。普段外で働いている私にとって、猫のいる生活を楽しむ美しい時間だった。愛する彼