心理的安全性について思うこと

心理的安全性とは、アメリカGoogle社のリサーチチームが、“チームのパフォーマンス向上のためには、心理的安全性を高める必要がある”と発見・発表して以来、注目を集めている心理的安全性だが、グループダイナミクスの観点からは既に既知のことであるように思う。私としては今更感であり、言葉を変えて新たな概念が出てきたという感じである。

「心理的安全性」とは、ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー・エドモンドソン教授が1999年に提唱した概念である。詳しくは下記を参照

また、心理的安全性についてわかりやすく書かれている記事があったので紹介する

心理的安全性が高い状態とは、タックマンモデルでは機能期の状態であり、心理的安全性が低い状態とは、ギブの懸念でいうところの懸念が高い状態であり、それぞれ1965年までに提唱されている。

これらはTグループでは取り上げられる理論である。その意味でTグループでは心理的安全性の作り方やそのプロセスを自身の体験をもって、まさに体験的に学ぶことができる。

公開現在Tグループ実施団体としてはJIELがある。

私自身、心理的安全性と聞いて一番に思ったことは、心理的安全性が高い状態を経験したことが無い人が心理的安全性の高い状態を作ることができるのかということである。頭の中でわかっていること、言葉として理解していることと、その状態を作り出せることは別物である。そこには自分自身が、心理的安全性が高い状態を作り出すプロセスを体験的に学んでいるかどうかが大きく左右するのではないかと思う次第である。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?