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CAE解析で人気のあるトピック

このnoteを開始してから2ヶ月が経過しました。ここでは、これまでの各記事のアクセス状況を基に、読者がどのトピックに関心を持っているかを紹介します。

1. CAEエンジニアのスキルとキャリア

最も多くのアクセスを集めたトピックは「CAEエンジニアに必要なスキル」でした。「CAEをどこまで勉強するか」も高い人気があります。読者は、エンジニアとして必要なスキルが何かを知りたがっています。この関心の高さは、CAE業界で働きたい、または働き続けたいと考える読者が多いことを示していると考えられます。また、企業が優秀なCAEエンジニアを求めている現状や、CAE技術の継続的な発展、さらには必要とされる物理・工学的知識の幅広さが、スキルに対する関心を高めているのだと思います。

2. CAE解析の活用

次に注目されるのは、「CAE解析の精度」に関する記事です。一口に「精度」と言っても、ばらつきや誤差のある実験値を精度の基準としてどう扱うか、どこまで詳細なモデルを作成するべきか、解析モデルや数値計算の精度など、多くの要因が含まれます。そのため、この話題は関係者の間にも認識の違いがあり、関心を集めやすいのだと思います。また、「設計者CAEの今後」も多くのアクセスを集めています。これらの記事への関心は、設計開発業務の中でCAEをどのように活用するかが、各企業にとって普遍的な課題であることを反映していると考えられます。

3. 具体的なCAE技術の紹介

接触解析や材料特性など、具体的な技術に関する記事も一定の関心を集めていますが、スキルや活用に関するトピックほどではありませんでした。そのため、このnoteでは当初予定していた具体的なCAE技術の話は控えめにし、他の話題を中心に取り上げてきました。ネット上で求められるのは、手軽に読める記事や、ピンポイントの説明なのだと思います。

4. 予算とソフトウェアベンダー

予算確保やソフトウェアベンダーとの関係構築に関する記事への関心は低めでした。これらはCAEの活用には不可欠な話題ですが、同じCAEの活用に関する解析精度や設計者CAEなどのトピックとは反応が少し異なるようです。関心が低い理由は、CAEエンジニアの性質として、与えられた境界条件(予算や関係性など)の中での最適解を求めようとしてしまうためでしょうか。直接に関わる読者層が限定されることや、このようなトピックが検索されにくいことも理由かもしれません。

まとめ

スキルとキャリア、そして企業内での活用に関するトピックが特に人気であることが明らかになりました。今後の参考にさせていただきます。

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