退職後の話し

こんにちは。
しばらくぶりのnoteです。

昨年の夏に約６年ほど勤めた電気工事会社を退職しました。
業務はCADオペレーター。
年齢は52歳（当時）。

今回はその会社を退職した後の話しをしようと思います。

退職して半年は無職でした。
失業給付金を有難く頂き生活してました。

失業する前は失業給付金で生活できるかなと不安でしたが、お金がなければないなりに生活できるもんだなあと。

ある意味無職期間は老後に向けてのお金を使わない生活の練習になり、良い経験だったなと思いました。

無職になる前に準備してたこと

辞めた職場は正直ずっと辞めたいと思ってた職場でした。

それでいつ辞めることになってもいいように貯蓄と資産運用をずーっと続けてました。

生活防衛資金という項目で無職でも３カ月程度生活できる資金を別枠で作ってました。

おかげで予期しない時期の退職ではありましたが（適応障害で退職）、お金面での不安はありませんでした。

無職時の生活

無職になって２か月くらいは気学とVBAの勉強をしてました。
読書をするために図書館にも通ってました。

あと「お金がなければ家にあるものを売ればいいじゃないか！」と思ってフリマアプリでせっせと出品してました。

書籍類は専門書はフリマアプリで売って、きれいな状態の小説などは図書館に寄贈しました。

図書館に寄贈するって結構気持ちいいもんですよ。
ブックオフで二束三文の買値しかつかないなら、寄贈した方がよっぽど豊かな気持ちになれます。
度々持って行ってたので最後（その土地を離れることになったので）は顔を覚えてくださったようで「いつもありがとうございます」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。

時間がたっぷりある時期なんて滅多にないので、この時とばかりに普通運転免許を取るべく合宿免許を申し込みしました。
（無事最短で取得）

そこまでは順調でしたが免許取得後は燃え尽き症候群になったのか一気にやる気がなくなりました。

無職でいられるのもどうやら３～４か月が限度で、それ以降はだらけてしまいましたね、私の場合。

そして給付金が切れる頃に丁度転職先が見つかり転職することにしました。

試用期間半年後に退職

年明けに正社員として転職。
試用期間は半年。
仕事は電気設備の設計図や施工図の入力業務。

毎日「この会社は自分に合うのか、合わないのか」自問自答した半年間でした。

勤め始めてから自分には合わないのではないか・・・？と思うことが度々あり、それでも前向きに勤めようと思い入社後しばらく日誌をつけたりしてました。
しんどい時はマインドフルネスのCDを聴きながら出勤してました。
せっかく働かせてもらってるので毎日一生懸命働いてました。

しかし結局半年働いて無理だなと思って退職することにしました。

退職理由

1. 職場にラジオがかかっていた

2. 喫煙環境が厳しかった

3. 現場調査が無理だった

まず１番目が一番きつかった。ラジオがかかっている職場・・・初めて遭遇しました。
面接時には全く気づきませんでした。

図面を描く仕事なので集中力が大事だと思っているのですが、ラジオの話し声で集中できないことが結構ありました。
すごく脳が疲れるんですよね・・・。

しかも夕方6時過ぎにかかる某番組の盆踊りの音楽がストレスMAXでした！！

退職する半月前はノイローゼになってたかもしれない・・・。

２番目は面接時に「タバコ吸う人多いですが大丈夫ですか？」と言われたけど、今どきは分煙きっちりしてるんだろうと高をくくってました。
・・・甘かった。
喫煙所は別室で一応部屋は分かれてましたが、扉開けっ放しで吸うことが度々ありました。

受動喫煙も嫌だったけれど、喫煙者同士だけで仕事のコミュニケーションしてるのって気分悪いなと感じました。

3番目は年齢的にしんどかった。ずっとCADオペレーターの仕事をしてて現場調査に行くことは全くなかったので、この年齢（52歳）で現場行くのはきつかったです。
若い頃から行きなれてば良かったんですけどね～。
面接時には現場に行く話しはなかったので、あったら入社してなかったと思う。

仕事内容は勉強になることも多く今までの経験も生かせて続けたかったのですが・・・。

まあ私には合わないってだけで、こういうのが問題ない人が働ける職場だったんだなあと思った次第です。

そして現在

現在は派遣社員として働いてます。
元々今回の転職で続けられなかったら、派遣社員で働こうと思ってました。

理由はこの年齢（５０過ぎ）で、この先正社員になれてもろくな職場しか見つからないであろうと思ったからです。

なので今回が最後の正社員での転職活動でした。

誕生よりも死に近づいているこの年齢なので、決断は早いに越したことはない。
元気で生きられる時間はどんどん減っていく、そう思うとすぐ行動した方がいいと私は思ってるので。

派遣の仕事も合わなければ辞めてしまえばいいと思って、とりあえず働いてみようと退職を決めた時点ですぐに派遣会社の営業の方に相談しました。

タイミング良く電気設備の派遣の案件があり、無事そこに就労することに。
トントン拍子に話しが進み、１日も空けることなく働けることになりました。

派遣先は大手企業で職場環境は良好。

働きはじめは大手のIT化に面食らって、慣れるのに大変でしたが。
なんせ６年勤めてた会社は給与明細が手書きで電話とFAXがメインのコミュニケーション手段だったので、あまりのギャップに浦島太郎状態でした。

そして今までTfasを使ってたのですが、今度の職場はAutoCADメイン。
１０年くらいブランクがあるAutoCADなのでさくさくは描けないですが、なんとか思い出しつつやってます。

とりあえず更新が決まったのであと半年は働ける。

真面目に指示された職務をこなす仕事が私には一番性に合ってると思うし、それがそこそこ実現できる今の職場で働けることに感謝しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。