見出し画像

リンおもてなしプラン②

前回にひきつづき、今回も緊急来日したUConn同級生のリンを愛知ローカルでおもてなしするお話です。

前回とはなんぞ?という方は下をお読みください。



来日中は東京都内に滞在していたリンですから、私としては「都内では見られない日本」「ローカルの知人友人がいないと難しい体験」というのをしてほしくて、ああでもないこうでもない、、とリンが名古屋に来る前夜まで試行錯誤しておりました。

馬籠(岐阜)や妻籠(長野)まで行くのはやめたので、そのかわりになるような町がもっと近場でないかと考えたところ、足助か犬山ではないかと思ったのでした。歴史・古美術骨董大好きの趣味多き母に相談すると、城下町が楽しい犬山のほうが外国の方は喜ぶのではということだったので、名古屋駅から犬山まで国道41号線を北上することにしたわけです。

41号線は「物流の拠点」のような一帯を通る、とにかく大型トラックが多い国道で、正直まったく美しくないし、どちらかといったら私も全然運転したくない幹線道路なのですが、日本の産業を支えるその表面では見えない部分をなんとなくでも感じてほしくて、あえて選びました。

小牧を過ぎると田んぼが目立ってきて、リンは感激していました。田んぼを見るのが生まれて初めてだったからです。米はどこになるのか、土の中なのか上なのか、そしてどう収穫するのか訊かれました。答えられる範囲の質問だったのでほっとしました。

名古屋駅から犬山城まで1時間弱かかり、こんなに遠かったっけ、、と内心びっくりしましたが、記憶よりずっとお洒落になっていた犬山城下町でさっそくランチです。



お店はたくさんあるのでリンに選んでもらえばいいや~と思っていたのですが、逆に選択肢が多過ぎたのと、あと、料理の見かけだけでは実態(中身?)が何なのかわからず「選びようがない、、」ということで、急きょ私が選ぶこととなり、えええぇぇ、、、とプレッシャー😅 豆腐田楽や味噌串カツなどいろいろなお店があるなかで、焦って目の前のおにぎり屋さんに飛び込んでしまいましたよ、、

しかも、おにぎり屋さんかと思ったら守口漬のお店で、びっくり。

でも酒粕漬けって大好きなので、結果的に素晴らしいランチとなりました。今さらながら守口漬の虜になりそうです。リンも「おむすびとにゅうめんセット」を喜んでいて、ほ。。

店内も癒しの空間で、ほ。。


ランチのあとは、国宝犬山城のてっぺんまでのぼる気満々で向かいましたが、その前にセルフィー。今回はあちこちで何度も撮りました。誰かに撮ってもらわなくてよいのはラクですよね。でもなかなか慣れません。

笑顔ひきつる慣れない世代


ちなみに犬山城のWebサイトは、日本語版より外国語版のほうがかっこいい気がするのですが、みなさんはどう思われますか?


Webサイトはどうあれ、本物は記憶通り素晴らしく、てっぺんは最高に怖くて眺めも抜群でした。

フェンスがないから迫力もあって素晴らしいのはまちがいないのですが、この時代にこんな高所でフェンスがないのには驚きました。「アメリカだったら考えられない」とリンも驚いていました。フェンスがないと飛び降りる人が絶対にいるからだそうです。あれ、アメリカってそんなに自〇大国だったの?と思いましたが、どうなんでしょうね。私は事故や強風の日が怖いと思いましたが、もしフェンスができたら、それはそれで残念でもあります。

実際は写真より迫力あります


つづきます👋😄



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?