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探究という学びと、教訓

しまった、ラジオ体操するのを忘れてた!

レッスンがある日は違う意味でバタバタします。レッスンというのは、私が担当講師をしている探究レッスンです。

「探究のレッスンって何をどう教えるんですか?」と先日銀行で訊かれ、びっくりしてしまいました。まさか銀行という場で訊かれるとは思ってもいなかったからです。確かに「何を教えるの?」って多くの方は思いますよね。どう答えようか一瞬迷いましたが、おそらく銀行の方々は「世間話程度の説明を求めておられる」と思ったので、世間話程度のちょうどいい説明を試みました。

「私の学び場でやっている探究は、生徒さんそれぞれの『好き』を深掘りしていく学びです、はい」

これで納得してくれないか~ぃ
と願いましたが、おふたりとも一瞬「え」と驚かれ、すぐに「ほ~?」という曖昧な感嘆音を出されました。

「・・・それは、でも、とても難しいお仕事ですね。生徒それぞれの『好き』はそりゃ違うでしょうから、それぞれの分野の専門知識を教えていらっしゃるってことですもんね!? 凄いです!」

なるほど。世間的にはそう思われるのか。
カウンター攻撃で一瞬戸惑いましたが、ならばこれでどうだ!

「あ、私は『教える』わけじゃないんです。生徒さんがそれぞれの『好き』をベースにしたプロジェクトに取り組む過程で必要となる専門知識は、それぞれが勉強したり、その分野の専門家について学ぶので、私は教えてないんですよね。私はティーチではなくてファシリテートをしています。導くというか、それぞれの学びの監督をしてるというか・・・」

銀行の方々は「はぁ・・」とよくわからない顔をされましたが、これ以上の説明は口下手の私には難しいし、同席していた母がトイレを探しに歩き始めてしまったため、「なるほど、なんだかよくわからないけど難しそうなお仕事ですね😊」という雰囲気で閉幕となりました。

教訓。私たちが行っている探究という学びの手短な説明を誰にでもわかるようにまとめて備えておきましょう。

とある生徒さんの探究の成果
私の好きな香りのバスボム
とぃッ!


とりいそぎラジオ体操やってきます。



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