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【観たメモ】ストレンジャー・シングス (シーズン1)【Netflix】

備忘録的に、観たものや読んだものをメモしています。
「人が読んでも分かるように」「あとから分かるように」を意図して書かれていません。
他人や未来の自分が読んでも分からない方が面白いかもしれないと思って書いています。

視聴はこちら。(※Netflixへの入会が必要)

アメリカのドラマあまり見たことがないけど面白かった。
人間模様ががっつり描かれてたところが好き。

モンスターのデザインの良しあしはよく分からない。
一定以上良いもの~めちゃくちゃ良いものの間の違いが分からない。
次元の呪いみたいな感じ。

年の離れた兄弟の、離婚した父に対する考えの違い、『海街diary』にも似たシーンがあった。

突っ走りがちな母、息子にたびたび心配されてるけど、情に訴えかけて給料を前借りするところはそういう気質がプラスに働いてる気がした。
そのあとちゃっかりタバコ1箱分上乗せするところ好き。

真面目な両親の家庭、父は「家庭という形を保てていれば良い」という考えで、母はそのような父にたまにあきれていたりする。
母は逆に干渉しがちな人で「なんでも話すのよ」と子供に言ったりするけど、子供達は無意識に、母に言いたくないことに惹かれてたのかなと思う。

昔からの友人同士で優等生な女の子二人、真面目な親の目を盗んで不良と付き合う子の気持ちも、その子に呆れつつ少し羨ましく思ってそうなもう一人の子の気持ちもなんか分かる。

ストレンジャーシングスというタイトル、怪物のことだけじゃなくてその人の中に今までなかった気持ちでコントロールしきれないもののことも表してそう。

行方不明になった子の兄と警察署長のシーン良い。

研究所を捜索するとこの照明好き。

遺体で見つかった少年が生きているかのような経験をしている母と、それを知らず一人きりでお葬式の業者と葬儀の準備を進める息子、棺桶の種類を淡々と説明されるところが更にやるせない。

学校の理科の先生が世界についてめっちゃ良い事言ってるんだけど中学生たちがどうでも良いって思ってるとこ好き。

子供をさらった怪物を自分が開放してしまったことを、誘拐された子の友達に言い出せないでいたの分かる。
子供は自分のせいでないことも自分のせいだって思いやすいらしい。

超能力少女を好きになっちゃう少年いい奴に違いない。

戻ってきた少年と超能力少女は互いのこと知らない。

戻ってきたことを嬉しそうにする少年たちのうしろで、友達が結局戻ってこなかった姉がしばらくして部屋を出ていくの悲しい。

皆で何かしてるときに、一人がふと顔をそらして表情で何かを語ってるシーン(深読みしなくても大体心情が分かるくらい)が結構あって好き。
想像の余地があって、それがちゃんと分かるように作られてるんだなと思った。
そういうとき人物の顔をばんと長い間写して「ここですよ」って言ってるのも優しい。

子供のときにしかない何かが理由で怪物と共鳴しやすいとか戻ってこられた、とかいう深読みをしようと思ったらできるのかな。

メイン人物になるかもしれないけどある一定期間は登場しないっていう見せ方面白い。

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