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アメリカで胸のMRI検査

Breast MRIをGeorgetown University Hospitalで、10/1に受けた。
先生の診断から2週間半の間が開いたのは、生理開始から7-10日目でないとアポが取れなかったから。画像診断の精度が違うらしい。知らなかった!

生理が開始して、2度目の電話を入れる。予想通り、空きがない。笑 直前に電話したらそうなるよね~
でも調整して、また電話すると言われた。本当かな~と半信半疑で電話を切ったら、本当に翌日また電話してくれた。こちらからフォローする必要がないなんて、アメリカで初めて!笑

土曜の病院はいつもの混雑とカオス感がなく、ひっそりと静かだった。みんな、休日を使わないで平日にアポ入れてSick Leave取ってるんだな、きっと。

問診に時間がかかって触診の時間がずれて待ち時間が長くなってしまったこの前の教訓を生かし、ちゃんとアポの30分前に着いたら、結局45分位待たされた笑 アメリカの病院服は、ちゃんと前が閉まらず胸がチラ見え。なので、同じデザインの1サイズ大きい服を反対向きに上から重ねる。1枚で済むように最初からちゃんとしたデザインにできないものかね?洗濯の量も2倍だよ。

Contrastを入れるためのカテーテルを右腕に差し、MRIの台に横たわる。胸用のMRIは台に穴が2つあって、そこに両胸を入れる。
インド系の技師が、ラテン系の研修医に装着作業を教える。「いつもは胸のtissueが挟まらないように、寄せて調節するんだけど、彼女はSmall Breastだから必要ない。」その説明を2回聞き、本人を前にSmall breastだなんて、同じ女性なのにデリカシーないな、アンケートで減点だ!と心の中でリベンジを決意する。面倒だから、まだやってないけど。
怒涛の授乳・乳児の子育て期間を終え、胸はしぼみしぼみ、確かに小さくしわくちゃになっているのだけど、癌の影響とかあるのかな・・・まだ決まってないけど。

MRIの技師はChrisという白人男性だった。女性でないRadiologistはここに来て初めて。直接見られないけど、画像越しに胸を見られるのは、複雑な気分。

ヘッドフォンを装着。Spotifyなので何でも音楽選べるよと言われ、迷う。Classicalが一般的だが、Radwimpsとか流しても良いのかな笑 最近のミュージシャンとか知らないし、「う~ん、Chill musicとか・・・」と小声で言ったら、Classicalで良いね、とサポート技師に言われ、yeah, なんでもいいです。

Spotifyの広告入りのクラッシックミュージックを聞きながら、大きな大学病院でお金儲けしてるんだから、Premiumメンバーで広告なしにしてくれよ、と思いつつ、25分位、MRIをする。動いたら絶対にダメと言われたのに、咳の波に襲われ15秒くらい止まらない。再検査はいやだ~がんばれ喉~と応援し、治まってくれて助かる。

診断結果はBreast Surgeonに送られる。その場で技師からは診断結果を聞けない。Licenseがないのかな?

しかし、月曜にはMedstarのMy PortalでMRIレポートが閲覧できた。
結果はSuspiscious Abnormality。これはBreast Imaging Reporting and Data System or BI-RADS)の5段階中のカテゴリー4。MRI Biopsy(針生検)を勧めるとある。
やはりSuspiscious。驚かなかったけど、やっぱりそうだよね~とズーンとした。
BiopsyのアポをBreast Surgeonに会う前に入れられるのか分からず、取り敢えずMedstarに電話。10/6にBreast surgeonのアポを取った。

しかし翌日Georgetown University Hospitalから、MRI-guided Biopsyの日程調整の電話がかかってきた。自分から電話しないで良いなんて、初めてで特別感。重度っていうことなの?でも結局earliest availability が10/25。10/17の週の出張に普通に行けるやん。
他の病院に電話しようかとも思ったけど、Georgetown University HospitalがBest Breast Imaging AwardとAmerican College of RadiologyからAccreditationを取得しているので、正確な診断を優先して待つことにした。

Breast biopsyも結局はRadiologistがするらしい。主治医のBreast Surgeonの出番はいつになるのだ・・・その名の通り胸の手術の時だな。

しこりに気付いてから、白黒付くまで3ヵ月以上。ちょっと長すぎるよね~
Mammogramで分からないDense Breastなので仕様がないのか。でも超音波では問題ないのに、MRIでは映るのって、そんなに精度に違いがあるの?日本だともっと色々早いのかな~

色々と見えるMRIは、false positiveの確率も高く、不必要な針生検がほとんど。だけど、MRIの診断結果を読むに、マンモグラフィと超音波で終わらず、ここまで辿り着けて良かった。つまりはBreast Surgeonからのセカンドオピニオンを勧めたマンモグラフィのRadiologistが超優秀だったと言うこと。感謝と同時に、もしその人に診てもらっていなかったらと思うとひやり。取り敢えず、Sibleyの門前払いで挫けない自分のしぶとさと直感に万歳。


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