七夕の話

先日の七夕の日の朝、息子から

「ママ!今日の夜散歩しておものがわ見に行こうぜ!」

と誘われた。確かにおものがわは地元に存在する川だ。もちろん

「おものがわじゃなくて天の川じゃないの?」

とつっこんだ。

「あー!それそれ!あまのがわ見たいの僕は!」

去年の夏に彼のクラスで水泳教室があった。

「ママ、今日ね、あまのがわって書いてる看板見つけたんだよ」

と言われたのだが、水泳教室の道すがらにおものがわと書いている看板がある。字を読むのがまだあやふやだったのできっと周りの子が読み上げるのを聞いてなんとなくふわっと似た言葉を言ってきたんだろう。

「たぶんそれさ、天の川じゃなくておものがわじゃない?」

「えー?どっちも同じじゃん」

と言うので、きっと去年から彼の中で川の名前がごっちゃになっていたんだろう。その当時、彼に

「じゃあ、七夕ってどんな行事?」

と尋ねてみた。

「えっとー、おとひめさまとー、えっとーあのー男!男が久しぶりに会う日!」

と自信満々に言ってきた。ツッコミどころが満載である。

「まず、姫は織姫な、おりひめ!男じゃなくて彦星!まぁ久しぶりに会う日はあってるけどうっかり聞いたら全然七夕に聞こえない話だよ!」

つっこまれた本人はゲラゲラ笑っていた。

息子が七夕を名称から何から何まで正しく認識する日はいつになるだろうか…

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