ニュージーランド国内線完全攻略書

さて、先日ニュージーランド航空(Air New Zealand)を使ってニュージーランド国内旅行に行ってきました。
今までにも何度かニュージーランド航空は使ったことがあるのですが、
「手荷物って検査されるんだっけ?」とか
「飲み物って出るんだっけ?」とか
細かい部分を忘れてしまったので、記録としてノートに残すことにします。
ニュージーランドを国内線を使って旅行を考えている方は、未来のチキンと一緒に参考にしてください。

航空会社選び

ニュージーランド航空(Air New Zealand)以外は忘れてください。
Jetstarもあるにはあると思いますが、値段があまり変わらない割にサービスや荷物などで制約が多い。
ニュージーランドの航空業界はほぼニュージーランド航空の一強なので、ここは専門家に任せよう。
ちなみに料金としても、国内線40~50ドル台からとかなり良心的であり、格安旅行会社はもはや格安とは呼べないのがニュージーランドの航空業界なのである。


荷物

手荷物 合計7kgまで 1個のみ(手に持てるものは除く)
 ※ハンドバッグ類・本・パソコンは1個に含まない
 +預け荷物 1個当たり23㎏まで ★オプション20ドル

荷物は元々一人当たり、機内持ち込みの手荷物として7㎏がついている。
足りない人は20ドル払って預け荷物(chacked bag)を預けることになる。
旅行先に洗濯機があるかにもよるが、一週間程度の旅行だったら手荷物だけでいける。

荷造りのミソになるのは以下の点だ。

・国内線の手荷物には重量やX線検査がない
パソコンバッグは手荷物の数量制限に引っかからない
どれだけ着込んでも文句は言われない

結論から簡単に言うと、
目視で大きすぎず重すぎそうに見えない手荷物は特に係員に止められることがないので、大きさの制限はあるにはあるが、通常のリュックバッグやボストンバッグは大きさを測る必要も、なんなら重さを計る必要もない
その上で、パソコンバッグは手荷物ではなく、「手で持ち込める小さなアイテム」とみなされるので、実質2つのバッグが持ち込めることになる。
小さめのハンドバッグなども同上だ。
この「小さなアイテム」についての大きさは明確に決まっていないが、ニュージーランドは割といい加減なのもあって、私は割と大きなパソコンをパソコンバッグに入れて持ち込んでいるが何か言われたことはない。
(おそらくバッテリー関連でパソコンには文句がつけ難いというのもひとつの理由だろう)

従って、搭乗時にはリュックサックとパソコンバッグ(あるいはハンドバッグなど)のふたつが持ち込める。
また、重量については確認する人がいないため、7㎏と言われているが多少超過しても問題ない(もちろん努力はしよう)。
その上で、数着着込んだりコートを着たりすることで荷物としての重量や大きさを減らすことができる。
服は腰縛りでも着ていることになるため、最悪の場合はコートの上にコートを腰に縛ろう

預け荷物の検査についても、国際線であるようなX線がかけられることはない(目に見える範囲では)。
ただこちらは重量検査があるので、重すぎて何か言われたらその辺で少しスーツケースをばらして、手荷物に入れたり着たりしてなんとかしのごう。
ちなみに預け荷物は国内線で預けたことがないのだが、国際線は3キロ程度の超過が普通に通った。
ここはさすがに人によるので、できることなら重い荷物は重量チェックのない手荷物に入れて対応しよう。


チェックインまでの流れ

搭乗24時間前になると、チェックインメールが送られてくる。
そこでチェックインすれば、PDFでチケットを受け取れるので、空港に行った時に搭乗ゲートに直行できる。
が、やはり紙のチケットがないと不安になってしまうので、空港でもチェックインしてしまうのがチキンである。
インターネットと空港での重複チェックインには問題はない。
逆に言えば、インターネットでチェックインしていなくても空港でチェックインすれば問題はない。
ちなみに空港のチェックインポートは日本語対応なので、英語が苦手な方は空港でチェックインしよう。

★メールでチェックイン

Air New Zealandから来たメールのURLを踏む。
Surnameの欄に自分の苗字を入れよう。
「預け荷物は大丈夫ですか?」とか質問される画面が出るので、特に何も変更がなければ右下のcontinueを押す。
「座席を選択してください」と出るが、これは選択すると座席料として5ドル取られてしまうトラップなので、特に指定がなければ右下のcontinueをまた押す。
最後にチケットのPDF送付先のメールアドレスを確認して、Check-in。
数秒~数分でメールアドレスにPDFが送られてくる。
そこに乗っているバーコードをそのまま搭乗口のポートに当てれば良いらしい。

 ※時間がかなりやばくてチェックインの機械をポチポチしている暇もない!という方はバスやタクシー内でチェックインできるのでおすすめ。(ただし預け荷物がある場合は除く)
★空港でチェックイン

ニュージーランド国内の空港には、ニュージーランド航空専用のポートがたくさん置いてある。
画面を2回くらいタッチすると、言語選択の表示が出るので、お好みの言語を選ぼう(日本語がある)。
まずは「預け荷物の数」をきかれるので、ない人は0を、預ける人は預ける荷物の数だけ入力しよう。
※手荷物のみの場合は0個
次に、荷物内に危険なものがあるかどうかをきかれるので、「ない」を選択。
すると時間差で紙のチケットが印刷される。
預け荷物がある場合は、それ用のラベルが別に印刷される。

※英語にあまり自信がない方は、一切コミュニケーションを取らずに日本語でチケットを発行できるのでこの方法がおすすめ。

その後預け荷物がある場合は、近くにある預け荷物専用の窓口へ向かい、自分で荷物をコンベアに乗せ、ラベルを取っ手などに貼り付けて送り出す。
ここには係員がいるので、わからなければわからなそうな顔でラベルと荷物を手に突っ立っていればなんとかしてくれる。


空港で

チケットを発行したら、搭乗口の前でひたすら待つ。
ニュージーランドの空港はどこもそこまで大きくないため、成田や羽田のように延々歩かされるということはない。
つまり、原則迷うこともない。
時間になったら係員が「〇〇行きの方々、搭乗準備ができましたので搭乗よろです」という風に運ばれる者たちを呼ぶので、ここでもやはりポートにチケットのバーコードをかざして入場する。
英語以外での案内はないので、不安な場合はとりあえずゲートの近くで待機していれば搭乗ボードが確認ができるのでおすすめ。
ステータスがBoardingになったら搭乗口のポートに突撃しよう。
小さな飛行機であることが多いので、搭乗開始から終わりまでは列を作る間もないほど短い。


機内食等

大事なのがこの機内食問題であるが、ニュージーランド航空の国内線には食というほどの食はない
以下にルーティーンをまとめたので、お恵みをいただく参考にされたい。

機内安定
↓ 10分ほど
★水の配給
↓ 20分ほど
★クッキー一枚の配布+コーヒー・紅茶用カップ1個の配布
温かい飲み物が飲みたい場合はここでカップをもらっておく。
↓ 10分ほど
★コーヒー・紅茶の配布
経験上、コーヒーは飛行機の頭の方から・紅茶はお尻の方からやってくる。どちらかに座っていると、先に好みじゃない飲み物が回ってくる場合があるが、その場合は「紅茶(コーヒー)が欲しいです」などどおこがましくお願いすれば快く応じてくれる。

降下開始
↓ すぐ
★キャンディの配布
いろんな味があるが、あまり選ぶ時間はない。
今のところ、オレンジがオレンジ、白がライチ?のような気がしているが、他はよくわからない。

タイミングについてはおそらく路線によると思われるが、ニュージーランド国内は最長路線でも2時間半くらいしかないものと思われるため、基本的に食事は望めないだろう
機内食が好きなだけに、残念である……。
着いた後か出発前にたくさん食べておこう!


到着後

特にすべきことはない。
預け荷物を預けた人は、ベルトコンベアーから荷物を受け取って空港を出よう。
この際もチェックはないので、堂々と空港からでていこう。


※2020年7月5日の情報です。
※荷造りハックはご自身の責任で行ってください。
よく考えなくても、国境が閉まってるこの時期にニュージーランドを国内旅行している日本人なんていない気がしたんですが、また国際線の運航が始まるのを願ってここに記しておきます。

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