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さっき猫の夢を見た

もうおぼろげにしか覚えていないけど、彼女はまた闘病していた。

食欲もなく、終末期だったのだろう。
でも、顔に腫瘍はなく、可愛い顔のままだったと思う。(どんな姿でも可愛かったけど)

全く食べなくなっていたのに、旦那が「これ、食べるかな?」と買ってきた夢の中に出てきた架空のごはん。

自分で遊びながら開封して、中にあるのは一回分の食事量なのに、やけに大きなとんがりコーンみたいな形の箱で、振ると中のご飯がガサガサ、コロコロと音のする不思議なおもちゃ兼ごはん。

全く食べなくなっていた彼女は、それ目がけて開封し、ガサガサ、ボリボリ食べた。
その箱で少しの間、元気に遊んだ。

その中にいつものフードを入れたら食べてくれなかったけど。

また闘病中の夢を見て、起きて声を上げて泣いてしまった。
夢でも闘病中だったのが辛くて、悔しくて

「なんで?あの子ばっかり。なんで?」

と、とてもネガティヴになった。
でも、しばらく泣いて落ち着いたら

「私も頑張ってるよ。頑張ったよ。おばちゃんも頑張ってね!」

と思う彼女からの励ましと、私があの子を思うように、愛されているんだと思い直し、思うことにした。

何となく今回の夢は、なぜかどこまでポジティブ思考ができるようになったのか試されてる気がした。

大丈夫。
もちなおしたよ。
ありがとう。