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インド映画「マニカルニカ〜ジャーンシーの女王〜」

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情報

上映時間 2時間28分 日本公開 2020年 1月

監督 ラーダ・クリシュナ・ジャガルラームディ

出演 カンガナー・ラーナーウト ジーシュ・セングプタ他

視聴した方法 日本語字幕 映画館

あらすじ

剣術と乗馬を嗜み読書をあいする少女、マニカルニカはそのカリスマ性に希望を見いだされる。嫁いだジャーンシー王国で民衆に愛された彼女は、イギリスと対立する摩擦が音を立てる激動の時代の中、独立を率いる女王として勇敢に闘う。

感想

インドで圧倒的支持を得るヒーロー、ラクシュミー・バーイーの伝記映画。さながら日本の大河ドラマのような仕上がりで、その勇姿を讃える。歴史ものが苦手と言われてきた中、この映画はうまく纏めていると思います。冗長になり過ぎることもなく、かといって急ぎ過ぎることもなく、終盤のアクションシーンでは見せ場を作り盛り上げていました。カンガナーラーナーウトの血気迫る演技が見所で、彼女がうまくアクションをこなしていたのは評価できます。拙い合成やCGが少し気になりましたが、問題ないでしょう。イギリス兵が何故か同じイギリス兵に対してヒンディー語で話しているのは流石に違和感があったけど。でも皆イギリス訛りの英語を話していたのでそこは徹底していた。僕はカンガナー・ラーナーウトは怖くて苦手ですが、この映画の彼女も怖かったです。本作で自身のイメージアップを企んでいるのではないかと思いますが、私には効きませんでした。以上でス。

余談

インド映画祭IFFJで恒例のエアインディアのCMに出てくる、「アイラーブインディア〜」のお兄さんがイギリス軍の軍人役で登場してました。ひげを蓄えていたので見た目ではわかりにくかったのですが、声で分かりました。アイラブインディア。

あとアトゥル・クルカルニおじさま、出番は多くなかったけどかっこよかった。

オススメ度 70%

DVD発売されるといいね!

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