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Weekly FE名古屋2021-22 #17

今週のTopics

① 仙台に連勝で首位固め
② バイウィークの各チームの動き

仙台に連勝で首位固め

 今節の相手は仙台89ers。年末に手痛い逆転負けを喫した相手であり、東地区の上位を争う直接のライバルでもあります。

 Game1は第1Qでジャスティン・バーレルが怪我をしてしまい、さらにはジェロウム・メインセもファウルトラブルとなったことで手薄になった仙台のインサイドを蹂躙する形で26点差の快勝
 ペイント内の得点でFE名古屋が54点、仙台が26点と圧倒できたのが大きかったと思います。

特別指定選手として加入した川島聖那もデビュー!
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 一方のGame2、仙台は引き続きバーレルが出場できない中でメインセと荒尾岳が奮闘し接戦に持ち込みます。
 しかし最後は、アンドリュー・ランダルやジェレミー・ジョーンズが着実に得点を積み上げたFE名古屋に対し、仙台は同点を狙ったオリバーの3Pが決まらず、その後のオフェンスでもターンオーバーを犯してしまい、そのまま試合終了。
 苦しみながらも連勝で首位固めをすることができました。

攻守に活躍したルークがJJとともにこの試合のMVP
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 以下の記事でも触れられているように、新型コロナウィルス感染及び濃厚接触者認定による隔離期間の影響でコンディション調整にも苦労したであろうFE名古屋でしたが、難敵仙台を相手に連勝できたことは素晴らしいですね。

 さて、これで東地区上位勢との連戦を終えたFE名古屋。結果は6勝1敗(vs仙台:3勝1敗、vs福島:1勝、vs越谷:2勝)と、十分な結果を残せたのではないでしょうか。
 2位香川とのゲーム差は5となり、少しずつですが独走態勢を築きつつあります。

 今後のスケジュールに目を向けると、次節はアウェイでvs奈良、その後に平日開催のホームでvs山形を挟んでアウェイでvs東京Z、そしてホームでvs福岡と、順位表の上では下位のチームとの対戦が続きますが、一戦一戦を大事にして勝利を積み上げていきたいですね。

バイウィークの各チームの動き

 先週はオールスターウィーク(中止になりましたが)でどのチームも一週休みでしたが、この間に選手の入替えなど動きのあったチームもいくつかあったので、気になったものをピックアップして紹介していきます。

ペリー・エリス加入(佐賀バルーナーズ)

 開幕から主力の怪我に苦しんでイマイチ調子が上がり切らなかった佐賀バルーナーズ。欠場が続いていたギャレット・スタツとの契約を解除し、大阪エヴェッサからペリー・エリスを期限付移籍で獲得しました。
 スタツとは全く違うタイプで、インサイドの強さという点ではスタツに劣るでしょうが、レイナルド・ガルシア&マイルズ・ヘソンを中心としたペースの早いバスケットには、機動力がありシュートレンジも広いエリスの方がハマっていると思います。
 今はまだプレーオフのワイルドカード争いの位置にいる佐賀ですが、今季途中に加入した西川貴之や特別指定の角田太輝もさっそく活躍を見せており、B2優勝のダークホースになりそうな予感がします。後半戦、要注目ですね。

堀田剛司HC就任(バンビシャス奈良)

 7勝23敗と苦しんでいたバンビシャス奈良は、フェルナンド・カレロHCとの契約を解除して、先日まで青森ワッツを率いていた堀田剛司HCを新たに迎えました。
 青森ワッツでは外国籍選手の怪我などにより思うような結果を残せませんでしたが、奈良も同じようにここまでは外国籍選手の怪我などで苦しんでいます。初陣となった今節もグレッグ・マンガーノを欠き、佐賀に連敗となりました。
「常にハードワークする、最後まで諦めない粘り強いチーム」を目指すということですが、どんなチームに仕上げてくるのか。マンガーノの復帰はあるのか。次節はFE名古屋との対戦です。

ホアン・ゴメス デ リアノ契約解除(アースフレンズ東京Z)

 アースフレンズ東京Zは、フィリピン代表歴もある期待の若手ホアン・ゴメス デ リアノとの契約を解除しました。
 一時はスターティングメンバーにも定着しつつありましたが、12月上旬からはベンチ外。おそらく契約解除はもっと早い段階で決まっていたのだろうとは思いますが、もしかしたらオールスターでのアジアライジングスターゲームのメンバーに選出されていたことが発表の遅れの理由の1つだったのかもしれません。
 3P成功率は20.0%、FT成功率は26.1%、そして決して長くはない出場時間(平均16.5分)で1.8ターンオーバーと、貴重な帰化アジア枠を使って契約する選手としては物足りない数字だったのは事実ですが、母国フィリピンのメディアではチームが彼を生かしきれていないという論調の記事も多く見かけますし、もしかしたらチームが変われば人が変わったように活躍するかもしれません。
 すでに複数のBリーグチームが興味を示しているという噂もありますし、彼の行く先に注目したいと思います。

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