私が楽しく生きる唯一の方法

今年で会社に入って２年目。
会社の恒例行事で、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)期間が終了するとみんな、１年で成長したことを発表する。

本当に苦手だ。過去を振り返る、という作業が驚くほど苦痛だと知った。
まず、数字で表せるような定量的な成長を思い出せない。
そして具体的なことが頭を捻っても出てこない。

昔からそうだ。すぐに忘れてしまう。
恋人と遊びに行った場所も忘れてよく怒られていた。
「思い出を、なんで忘れちゃうかな。」って。
そのとおりで何も言えなかった。

ただ、ここ１年はソロ活と称して一人で自由にやりたいことをやってきた。
そしたら意外と覚えている。
何を感じて、何をしていたか。
これは休日の話。

仕事のことは具体的にどうなったっけ？ということが多い。

原因はもうわかっている。
「本気になれなかった」「傍観者だった」
ことだと思う。

私が昔の出来事でよく覚えているのは、小学６年生の時に放課後友達と鬼ごっこをしていたこと。
そしてこの１年、自由に自分で考えて行動してきたことだ。

きっと小学６年生の時の楽しかった鬼ごっこを今から再現することはできない。
だから私が心から楽しいと思える方法は「自分で考えて、実行すること」それだけだ。

やりたいことを自分の意思で実行に移す。
それだけで楽しいと、生きていることを実感できるなんて、
なんとも簡単な人間なのだろうか。

さあ自由に、自分の意思で生きよう。