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メタバースはなぜ注目されているのか

メタバースがなぜ注目されているのか。

メタバースは人が集まるコミュニティ
インターネット滞在時間の増大
4つの進化その1 レイテンシー
4つの進化その2 解像度
4つの進化その3 インタラクション
4つの進化その4 実体経済
実体経済か、経済の無い無垢な空間か
デジタルアパレルが注目される理由。
メタバースがもたらす解き放たれた世界

メタバースは人が集まるコミュニティ


メタバースは、オンラインで人が集まるコミュニティである。例えばDiscordはメタバースだと言う人もいるがまさにオンラインの世界で役割を持ち、他社とコミュニケーションできる空間はすなわちメタバースといえる。Twitterもそうだ。

インターネット滞在時間の増大


人々はますますインターネットに触れている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000038657.html
つまり、滞在時間が増える=そこでの活動の人生における重要性が高まると言える。

4つの進化その1 レイテンシー


通信環境が5G、6Gと進化していくことで、大容量で低遅延の通信が実現する。まだインタラクティブな反応はインターネット上では対面に及ばない。相手の情報は言語外から得ることを考えると、この時間差はまだストレスになる。ただこれが劇的に改善していく。

4つの進化その2 解像度


人間の目は片目9Kと言われている。そう、もう実現が目の前と言ってもいいだろう。今でも8Kの画像で目の前に人を立たせたら、もはや実際にそこにいるのか、画面の中か人間は自分の目で判断できない。人間の目を超える瞬間は間近なのだ。

4つの進化その3 ゲーム


何もない空間に人が集まってもお互い気まずいだけだ。ゲームはそこに物語や共通の話題を提供してくれる。そして共通の目的(敵を倒す)も提供してくれる。その意味でコミュニティができやすく、リアルの世界とは別の世界に誘ってくれる。

4つの進化その4 実体経済


デジタル世界でデジタル世界を創る人がマネタイズできなかった。デジタルの空間でものを作る人がそれを作って誰かに貸し出す、デジタル上のものを売買する。デジタル空間の中だけで経済活動ができるようになる。それがNFTやトークンが実現する未来だ。

実体経済か、経済の無い無垢な空間か


ただ、これは閉じた世界であれば実体経済に近い機能は実現できるため、今純粋に3D空間の中で楽しいから活動しているという人には「実体経済」を持ち込んでほしくないという感情もある。
新しい経済圏を作りたいのか、実体経済から離れた経済のない世界を創りたいのか。そのどちらを指向するかで立場が分かれるかもしれない。

デジタルアパレルが注目される理由。


CryptoPunksやBAYCが高額で売買され、それをプロフィール写真にしている。それはインターネット上で「自分をあらわす」アイデンティティになりうるからだ。この自分をあらわす領域はメタバースの進化とともに拡張していく。NIKEがRTFKTを買収したように、デジタル領域でのアパレル事業は今後大きく市場を拡大していく局面になるだろう。

メタバースがもたらす解き放たれた世界


メタバースは多分に心理的なものでもある。自分がリアルライフで持つ人格と違う人格に着替えてそこで充実したライフを送ることができる。それは生まれた国や持って生まれた特性によらない自由な自分らしい活動ができる世界。だからこそ人はそこに魅了されるし、だれにもがチャンスのある世界なのだと思う。

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