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文章術 漢字を「ひらく」ことによるメリット

毎日記事を書かれる方、たまに書かれる方もできるだけ読者に分かりやすい文章を心掛けたいですよね!

僕は今この本でブログの書き方、文章で伝える技術を勉強しているのですが非常に学びが多いです。


読み進めている中で新たな気づきがあったので共有したいと思います。



漢字を「ひらく」という言葉があるのをご存じでしょうか?

僕はちなみに知りませんでした。

漢字を「ひらく」というのは編集の現場の言葉で漢字で表記できる単語をひらがなにすることだそうです。

そのメリットは3つあります。それぞれ解説します。


①漢字の使い間違いを防ぐことができる。

漢字の使い間違いって読み手のテンションを下げませんか?

誤字脱字なんかもそうなんですが、スムーズに読んでもらうためにも間違うリスクを減らしていきましょう!


②ひらがなの多いやさしい文章という印象を与えることができる。

漢字は使い方によっては「固い」印象を与えてしまいます。


例えば、

●素敵な人生の1ページをお過ごしいただけるとうれしいです。

●素敵な人生の1ページをお過ごし頂けると嬉しいです。


「頂ける」と「いただける」、「嬉しい」と「うれしい」の違いなのですが、ひらがなが多いとやさしい感じがしませんか?


③読み手の脳の負担を減らすことができる。

普段使わないような読みにくい漢字を使ってしまうと読み手はそこで読むことをやめて考え出してしまいます。

それが繰り返されると、

「なんか読みにくい記事だな!!」

となってしまいそれ以上先が読まれる事はありません。


例えば、

●「孝行したい時分に親はなし」ということわざがあります。

●「孝行したい時分に親はなし」という諺があります。


この2つの文章は「ことわざ」、「諺」の違いでしかありませんが、諺をことわざとすぐに読める人は少ないので脳の負担を感じる方がでてきてしまいます。


この3つポイントでますます読まれる記事を書いていきましょう!!


最後に、読みやすい文章を書くために「ひらく」ことの多い漢字の例

貴方 → あなた

改めて → あらためて

言う → いう

致します → いたします

頂く → いただく

是非 → ぜひ

出来る → できる

滅多に → めったに


他に例はいろいろあるのですが、僕がしがちな単語を抜粋しました。

本当にこの本面白いのでおススメです!




それでは本日も素敵な1日を!


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