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なにゆえコインの株なのか③

いやはや皆様、いかがおすごしでしょうか。
カブトコインでございます。

「夏枯れ相場」なんて言葉がありまして、8月に入ってからずっとビットコインは弱いままですね。

欧米の株式市場では、トレーダーが長期の夏休みを取ることから出来高が減り、下落基調になるのが通例のようです。

株式のみならず、ビットコインも少なからず影響を受ける訳ですね。


本日は「なにゆえコインの株なのか」の、3回目にして最終話。
「儲かる・儲からない」話もさることながら、「こんな方針で投資してるんだよ」といった、理想の話を含めてます。


~前回までの流れ~

「なにゆえコインの株なのか」の理由を2つ挙げました。

①.仮想通貨と比較し税制が優遇されている。
②.仮想通貨と近しいほどにボラティリティがあり、成長度が高い。

そして今回③として、仮想通貨に関する産業が世に広まれば必然、仮想通貨自体の価値も上がる好循環が生まれる。

「裾野が広がりゃみな儲かる」と言うお話です。


裾野が広がりゃみな儲かる!?

米国株式へ投資を始めた昨年の秋、ひとつのビッグニュースがありました。

ツイッター社のCEOであり、決済会社「スクエア」のCEOでもあるジャック・ドーシーが、ビットコインに投資をしたとのニュースです。

この時はジャック・ドーシーのことをまったく知らず、「物好きもいるもんだ」くらいでスルーした訳です。


ですが、年末から年明けに掛けてビットコインが高騰し、2017年の最高値を超えたあたり。

「なんかよく分からんけど、ビットコインとブロックチェーン技術ってのがスゴいらしい」と認識してきた訳です。


そこで過去のニュースを思い出し、「ビットコイン決済を進めている企業があったよな?」と思い出し、スクエア社の株と「ブロックチェーン技術に関連する企業を集めたETF(上場投資信託)」の「BLOK」を購入した訳なのです。

いわゆる「仮想通貨関連株の詰め合わせパック」な訳でして、現在は以下の企業の株式が含まれております。

[組み入れ銘柄上位10種]
6.32% マイクロストラテジー(米)
5.40% スクエア(米)
4.70% ペイパル(米)
3.76% マラソンデジタルホールディングス(米)
3.69% エヌビディア(米)
3.64% ハット8マイニング(加)
3.62% コインベース(米)
3.52% ギャラクシーデジタル(米)
3.45% アルゴブロックチェーン(英)
3.44% SBIホールディングス(日)

日本株の「SBIホールディングス」も10番目に入ってますね。


スクエアの株と、このETFを皮切りに、後からいろいろ調べていく中で、知識も増えてきて、自分の中で沸いた考えが以下になります。

「これらの企業にさらに個別で投資すれば、仮想通貨を扱う人も増えて、雇用や実業にも繋がって、関わる人たちみんなが儲かるじゃん!」と思った訳なのです。

日々の決済、マイニング、仮想通貨の取引所などが盛んになると、その周辺の機器やサービス、コンサルティングも儲かりだし、仮想通貨界に流れてくる資金も増えていく、といった好循環が生まれると思った次第です。


裾野が狭まりゃ皆、損をする?

これに対して真逆の考えにも至ります。

2月の半ば頃にDeFiに出会い、CompoundやPancakeSwapを始めた後に、「年利数万%のスゴいDeFiがあるらしい!」との情報から、以下のプロジェクトに参戦。

一獲千金を夢見たわけですが…。


結果、3月5日に、2,111ドルだったvBSWAPは…。

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翌日、ものの見事に半値以下の、1,030ドルになりましたとさ。

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その後、何度も新興DeFiに資金を投入するも、「朝起きたら資金が激減」を何度か喰らい、ようやく気が付いたのです。

「これ、先に入った人達にカモにされてるやん!?」

Twitterで「教えたくない新ファームです」なんて情報を見つけて、急いで入ったとしてもすでに遅く、翌朝に暴落している不思議な世界。

DeFiなる概念は素晴らしいものの、悪用する者が増えてくるようでは、「裾野が狭まって、みんな損するだけじゃないか」と思い至ったのでした。


ただでさえ、「仮想通貨≒詐欺」と思われている世の評価。


良いDeFiプロジェクトに資金を入れ、「詐欺かも知れないDeFiプロジェクトには関わらない」ことが大切と思った次第です。
(詐欺師も資金を拡大して、さらに詐欺被害を生みますからね)


「なにゆえコインの株なのか」のまとめ

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なにゆえコインの株なのか。

「ビットコイン」を中心に「仮想通貨関連株」に投資をすることで、仮想通貨界隈自体が拡大していければ良いな、といった方針だったのです。

資金の割合としては少な目ではあるのですが、PancakeSwapやAlpaca Finance、autofarmなど、堅実なところに入れてます。

はたまた「錬金術」の期待もあり、Iron Financeへも資金を入れています。

税制や法律が整備されれば、DeFiへの資金をもっと増やしたいところです。

笑いの要素がほぼ無いマジメ回になっちゃいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回は、若干お笑い回にしてみます。

~次回予告「『マイクロストラテジー』とはなんなのか」~

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