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「パパになる」を見つめた話と、家族を作りたい話

最近近しい友人が妊娠出産した。夫妻と私の夫氏含めた4人は長い友人で、お互いのカップルを付き合う前から知っている仲だ。彼女の妊娠を知ったときには、本当に我が事のように嬉しかった。

「中長期計画や細かい社会ルールの把握・お金の管理は得意だけど、忘れ物が多く日常レベルでの先読みが苦手な彼」と「家電の説明書が読めず、込み入った話にはフリーズしてしまうが、日々の生活を整えたり細かい部分に気づいて先読みして動くのが得意な彼女」という、見事にデコボコが合致している素敵なカップルだ。妊娠出産も、問題なく相談しつつやっていくだろうと心配はしていなかった。(そもそも、彼女を泣かすようなことがあれば、私は彼を殴りに行くと伝えてある)

彼女が数ヶ月前から里帰り出産のため1人遠く離れた実家に向かった後、残された彼と私たち夫婦の3人で集まって、お互いの家で何回か夕飯を一緒に食べたことがあった。(みんな在宅勤務で、感染リスクが非常に低かった)

合うたびにアップデートされる彼の妊娠出産に関する知識。彼が最も苦手だったはずの、細かい部分を先読みして注意していく姿勢(例えば、家具の角を気にして先にカバーをつけておいたり)。そういえば、ここ暫く財布を失くした話も聞いていない気がする。
忘れ物が多くいつも彼女にちょっぴりお小言をもらっているような彼が、会うたびに「父親」になっていく様子は、正直かなりびっくりした。見知った友だちなのに、何だか知らない人と話しているみたい。
人って、愛と環境といろいろで、この歳になってもこんなに大きく変化ができるか知った。大人って楽しい。

こんな風に私も夫氏と変化つつも深まっていく関係性を築いていきたいと強く思う。そのきっかけがコウノトリの贈り物だったとしたら、なお嬉しい。
ちょうど「やりたいこと100」を書いていた時期と重なっていたので、この時の気持ちが色濃く反映されたリストになっていると思う。


サマリーにも書いたが、我ながら「家族作りたい」願望強めだと思う。30代女性として、焦ってないと言ったら嘘になるけども、それより純粋に未来にわくわくする気持ちが強い。いつか、いつか、いつか。私もあんな風な変化を。そんな気持ちで書いたリストでした。

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