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組織で同じ意識を共有するための習慣づくり

自己紹介/このNoteで伝えたいこと

初めまして!CyberAgentアプリ運用センターでビジネス職として働いている立松と申します。
私は2020年、前職にて新卒エンジニアとしてキャリアをスタートした後、翌2021年の夏頃にCyberAgentのアプリ運用センターにジョインしました。

アプリ運用センターにジョインし、一番驚いたのが組織全員が本気で「より良いプロダクトを世の中に送り出して日本を変えよう!」と当事者意識を持ち、日々働いていることです。
一見当たり前の事のようですが、全員がそのような意識を持って動けている組織は少ないのではないでしょうか?

1つのプロダクトを作る時に、クライアント、営業、エンジニア、デザイナー、それぞれが別々の方向を向いてしまい、迷子になってしまうことはこの業界のあるあるなのかな?と思っています。

このnoteでは、「なぜCyberAgentのアプリ運用センターのメンバーは同じ方向を見て動いていけるのか?どこでそのような意識づけがされているのか?」についてお伝えできればなと思います。

私はCyberAgentに新卒で入社したわけではありませんが、まだ社会人3年目であり、絶賛組織に育てていただいている最中である、珍しいポジションです。
社会人になってしばらく経ったけど「何を目標にして仕事をしていいかわからない」「自分のビジョンが見えない」と不安を抱いている人にも、読んでいただけたら嬉しいです。


組織内で浸透している3つの習慣

アプリ運用センターにジョインして一年近くが経とうとしていますが、前述のような意識づくりに作用していると感じた習慣は以下の3つです。

  1. プロダクトを作るときには常にユーザー目線

  2. 誰でも情報を発信できる環境が用意されている

  3. どんな人間でありたいかを上司と擦り合わせる時間が定期的に設けられている

ここからは1つ1つ、お話ししていきたいと思います。

プロダクトを作る時には常にユーザー目線

アプリ運用センターではほとんどのプロダクトがデザインチームによるユーザーフローの分析、適切な接点の洗い出し、ワイヤーフレームの作成から始まります。
徹底的にユーザー目線にこだわることで、クライアントの要件のみにフォーカスしてしまったり、技術ファーストになることがありません。
こうすることで、クライアント自身も見逃していたユーザーの課題やニーズを汲み取ることができ、結果として新たな体験をユーザーに提供することができます。プロダクトを作る時にこのフローが定着すると、どんな背景をもつメンバーも、自然と「まずはユーザー視点立つ」ということが習慣化されていきます。

この習慣が「より良いプロダクトを世に出して日本を変えていきたい」という意識の生成に大きく作用していると感じています。

誰でも情報を発信できる環境が用意されている

CyberAgentでは個人が自由に情報発信をする場が設けられています。(強制されているものではありません。)
そのような場があることで生活の中で見つけた課題や、小さな感動などを自ら言語化し、発信する習慣ができます。
こうしたことが習慣化されることで、社会に対する感度がどんどん高くなっていくことを実感できます。
こうした感度の高まりも、意識の生成に作用していると感じています。


今までお話しした2つのポイントは「目の前の課題にどう向き合い、日本を変えていくか」にフォーカスしていましたが、次では「日本を変えていくためにどんな人間でありたいか」に視点を変えてお話ししたいと思います。


どんな人間でありたいかを上司と擦り合わせる時間が定期的に設けられている

月に一度、アプリ運用センターの事業責任者である東樹が一人一人と面談を行い、「どんな自分になっていたいのか、そのためのステップは適切か」について一緒に考えてくださる時間が設けられています。

クライアントやプロダクト、目の前の仕事ありきで「なりたい自分」を考えるのはとても危険だと思います。以前、クライアントありきで自分の将来像を考えていた際(しっかり躓きました)に、この面談で軌道修正をしていただきました。
日々の業務に追われてしまうと、目の前のプロダクトをいかにいいものにするか、しか考えが及ばなくなっていきます。
そのままの状態で進んでしまうと、「結局自分は何がしたかったのか」がわからず迷子になってしまいます。
「プロダクトではなく自分の将来について考える時間」がしっかりと確保されていることで、定期的に自分自身のことを振り返る時間ができます。
その結果、「日本を良くしていくためにどのようなアクションを起こしたら良いのか」という意識を、プロダクト軸だけではなく自分軸で考えることができるようになりました。

以上の3つのポイントが、組織全員が「より良いプロダクトを世の中に送り出して日本を変えよう!」という当事者意識を持っている理由だと思います。
メンバーみんながこうした当事者意識を共有しているので、非常に働きやすく、過ごしやすいチームだと感じています。

少しでも共感、参考にしていただけたら幸いです。

今回お話ししたアプリ運用センターでは一緒に働く仲間を募集しています!
少しでも興味を持っていただけたら、以下のサイトもぜひ覗いてみてください!


カジュアル面談も随時実施中ですので、直接採用のことでなくても、ご連絡いただけますと嬉しいです!