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エミレーツ航空受験、生理痛がひどくても客室乗務員になれるの?《エアライン就活相談室》

おはようございます、元エミレーツクルーのリサです✈🇦🇪

※この元エミレーツクルー《エアライン就活相談室》は、エミレーツ航空のキャビンクルーを目指されている方の不安やお悩みを解消したい、私の経験がなにかお役に立てれば、との思いから、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対し、私が真剣に答えていきます。

質問の投稿は、こちらからお願いします。

今回いただいた質問は、下記のようなものです。

生理痛…これには客室乗務員も悩まされている人が多いです。お客様の前では笑顔で対応していても、実はギャレーで歯を食いしばって頑張っている…そんな経験をしている人も多いです。

「生理痛のひどさ」レベルは本当に人それぞれなので、一概に「絶対大丈夫!」とは断言しにくいですが、生理痛がひどくても客室乗務員にはなれると思います。なぜなら、生理痛と戦いながら客室乗務員として乗務する人を私は本当にたくさん見てきたからです。

エミレーツの話としてではなく、外資・国内系に関係なく一般論として客室乗務員のよくある生理関連のお悩みですが…

・ロングフライトでは時差があるから管理が大変になる
⇒生理管理アプリなどを活用していても、時差があるから管理が難しくなってしまう。

・好きなタイミングでお手洗いに行けない
⇒(国内系は特に)機内サービスがなかなか終わらなかったり業務が重なったりするとお手洗いに行く暇すらないときもあるそうです。

・どんだけつらくても休憩できない
⇒お手洗いの話と被りますが、サービスの流れなどがあるので、一連の業務が終わるまで休憩はできません。

・機内は冷えやすい
⇒サービス中は動いているので大丈夫ですが、ギャレーで機内食やドリンクの管理をしているときや冬場に飛行機のドアが開いているときなどは冷気が流れてきて結構寒いことも多いです。

などがあります。

働いているとアドレナリンがある程度でているので、乗務中は乗務前よりも痛みを“忘れる”ことができ楽に感じる場合もあるようですが、それでも勝てない生理痛の日もあります。私自身もですし、同僚を見ていてもつらそうな日もありました。

でも、どれだけつらいとしても仕事は仕事。出来る限りの対策は行ったうえで乗務している客室乗務員が多いのです。

先程述べた、生理関連のお悩みに対する管理や解決方法としては…

・ロングフライトでは時差があるから管理が大変になる
⇒生理管理アプリしながら、常に準備はしておく。

・好きなタイミングでお手洗いに行けない
⇒多くの外資はそんなことはないです。エミレーツでは自由にお手洗いに行ってましたので、問題なしでした。

・どんだけつらくても休憩できない
⇒あまりにもひどい場合は、鎮痛剤なども方法の1つだと思います。薬の種類によっては、乗務前や中に服用する場合は報告が必要な場合も。

・機内は冷えやすい
⇒(航空会社にもよりますが)エミレーツの制服はカーディガンもあり、場合により機内での着用も可でした。冷えが気になる場合は、ポケットに予めカイロを忍ばせておく、休憩中は機内の毛布を借りて足が冷えないようにする、温かい飲み物を常備しておく(これおすすめです)。

など、結構工夫してみなさん日々のフライトをこなしていると思います。自分で出来る対策は意外とあり、フライトに慣れれば慣れるほど、自分流の対策が見つかることもありますよ。

ただ、あまりにも生理痛がひどく自分ではどうにもならない場合は、クリニックでご相談されるのも1つの方法かと思います。あまり1人で抱え込まず専門医の意見も取り入れてみるものいいですね。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます☺︎

関連記事をご紹介します。

私がエミレーツの客室乗務員になった経緯はこちらの記事でお話ししています。↓↓↓

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