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【国内線ANA搭乗記・HND→CTS】CA受験のご参考になりますように

こんにちは!《CA.jp》編集担当スタッフです。

先日、ANAで羽田→札幌(新千歳)便を利用しました。特に、ANAのCAを目指す受験生のみなさま、そうでなくても他社比較用にご参考になればとの思いでnoteに掲載させていただきます。

利用したフライトは NH987 HND→CTS 06:30出発の早朝便。A321 でパーソナルモニターが設置された機材です。窓からの景色を楽しみたいので機内後方・普通席のK席を予約しました。

お客様が座っている席は3座席を1人で使用している状態。空席も目立ち、座席上の収納棚にはほとんど荷物が入っていませんでした。

地上も雨が降っており上空も気流が不安定なようで、離陸後シートベルト着用サインが点灯する時間が長くなる旨のアナウンスが出発前に入ります。

あらかじめアナウンスを入れておくことで、サービス変更の可能性があること、お手洗いを地上で済ませておくことをお客様に伝える目的があるようですね。

出発予定時刻10分前に機内のドアはクローズしましたが、悪天候による羽田空港上空の混雑のため駐機場で少し待機すると機長からのアナウンスにて説明がありました。機長の声を聞くのってなんだかホッとしますね。どんな方々が操縦されているのかなーと想像が膨らみます。

おおよそ5分後。機体がプッシュバックされ、いよいよ滑走路に向かいます。地上にいらっしゃる方々が手を振ってくれていますね。この瞬間が大好きです!

もしよければ、下記の記事も読んでみてくださいね。↓↓↓

「お客様が窓から手を振っているのは外からも見えます」と地上スタッフの方から教えていただいて以来、私も全力で手を振り返しています。

悪天候のため視界が悪いですが、滑走路手前に到着。4チャイム(離陸のお知らせ)が鳴ります。客室乗務員としては、ここから離陸して数分間はさらに身が引き締まる瞬間。

機体が離陸した後の「3分間」と着陸する前の「8分間」を合わせた「11分間」は『クリティカル・イレブンミニッツ(critical eleven minutes)』と呼ばれ、航空機事故がもっとも起こりやすい時間帯とされています。別名「魔の11分」。

この低空飛行である時間帯には、雷や鳥がエンジンに巻き込まれる「バードストライク」などといった現象が起こる可能性が高いと言われています。

また操縦室でも作業が多く集中しなければいけない時間のため、客室から操縦室への連絡もNGとされています。

ただお客様として乗る時は離陸して地上を見下ろしているこの時間が何度見ても楽しいですね。

上空は雲が厚いようで揺れているため、中々ベルト着用サインがオフになりませんでした。その後ベルト着用サインが消えると、お飲み物サービスが開始。ホットコーヒーをミルクとお砂糖付きでいただきました。

新型コロナウイルス感染症の影響で冷たいお茶とミネラルウォーターのみ提供されていた時期もあり、そのことを思い出すと今はこうやって温かいお飲み物を機内で普通にいただけることにも感謝ですね。

マドラーは木製、包装は紙です。2020年以前は、マドラーはプラスチック、包装はビニール袋でした。ANA公式サイトによると以下のように発表されています。

2020年度だけでカトラリーやマドラーは木製へ、ストローはバイオプラスチック製へ、と地球に優しい選択を重ねてきました。2050年までには機内食を含む食品廃棄率50パーセント削減(2019年度比)や、プラスチックや紙などの資源類の廃棄率ゼロ、といった具体的で、決して小さくない目標も掲げています。こうした思いを感じながら飛行機に乗ると、窓から見える空や雲、地上の光景もまた、これまでとは違った明るさを感じられるかもしれません。(一部抜粋)

https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/001902/

ここ数年で変化した取り組み、その背景にあるANAの思いなどを考えながら飛行機に乗るとまた違った視点で楽しむことができ、企業研究にもなりますね。

お飲み物の受け渡しの際、「熱いのでお気をつけください」とアイコンタクトをしっかりして笑顔で渡してくださりました。やっぱり客室乗務員の方の笑顔は安心しますね。

サービスが一通り終わるとカップなどを回収して、ベルト着用サインが点灯します。気流の関係でベルト着用サイン消灯時間が通常の羽田→札幌よりも短かったようです。そうこうしているうちに着陸態勢に入りました。

あっという間に新千歳空港に到着。千歳上空も雲が厚く気流が不安定だったようですが、大きな揺れもなく着陸しました。

着陸時のアナウンスが録音?と思うほど美しかったです。チーフパーサーの方がされていたかと思うのですが、ANAの『あんしん、あったか、あかるく元気!』がまさに体現されているような、声しか聞いていないのに客室乗務員の方の笑顔が浮かぶような声色で、1日の始まりを安心して迎えられるような気持ちになりました。

最近のアナウンスの取り組みを少し調べてみましたが、ANAでは『アナウンスの達人コンテスト』が開催されているようですね。下記、公式サイトを貼っておきますので、ご興味のある方はご覧ください。

悪天候でしたが安心感があり、今回も大満足の空の旅でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!

過去の「羽田→大阪(伊丹)便」の搭乗記はこちらです。↓↓↓

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