外資系エアラインCA面接〈レジュメ・グループワーク・最終面接〉では何を見られているの?
外資系航空会社の採用も活発になりつつある航空業界。
「採用面接でリクルーターは一体、受験者の何を見ているの?」
と、気になる方も多いかと思います。
今回は、そんな外資系エアラインCA採用の舞台裏をご紹介します。
リクルーターは何を求めているのか?
リクルーターは一般的に、元客室乗務員または人事のスペシャリスト。
受験者の人柄の他、第一印象、身だしなみ、姿勢、他の受験者・リクルーター・全く関係のないひとたちなど他者とどのように接しているのかを注意深くモニタリングしています。
航空会社によっては、リクルーターが受験者から敢えて離れた場所にいて、受験者の様子を観察しているというパターンも。
ヨーロッパの某航空会社の面接では、リクルーターが会場の清掃員に変装して受験者たちの様子を観察していたとか…
また、会場スタッフに変装して、会場入り口で受験者を迎え入れる役割をこなすことで、受験者の第一印象を観察していたなんていう話も。
ただの通りすがりで笑顔を見せずにスルーした人が、実はリクルーターだったということが起こり得えるのです。
それほど、受験者の様子を面接中以外の場所でも、よくモニタリングしています。
書類選考(レジュメ・CV)
一般的に、日本国内の航空会社に比べて、外資系航空会社は受験者が応募基準に満たしていない場合、スパッと不合格を言い渡します。
例えば、応募基準に記載のTOEICスコアに満たない場合や、年齢制限を満たさない場合などは、採用されない可能性が非常に高いです。
その点、外資系の航空会社はシビアだと言えるでしょう。
グループワーク
チームワーク、コミュニケーション能力、傾聴力、リーダーシップなど、客室乗務員の資質を確認するために、さまざまなグループタスクやディスカッションが設けられています。
ここで大切なことは、
グループを1人でコントロールしようとしないこと
静かになりすぎないこと
無表情にならないこと
攻撃的にならないこと
どんな困難があっても、うまくいかない気になっても、諦めずに最後までタスクをやり遂げましょう。
最終面接
最終面接は、客室乗務員になるために自分を売り込むための最大のチャンス。
リクルーターは、受験者が客室乗務員という仕事に対して、どれほど情熱を持っているのかを求めています。
そして、客室乗務員という仕事の意味を理解し、プロ意識をきちんと持って仕事ができる人間なのかを見たいと思っています。
表面的なことを伝えているだけではすぐにリクルーターには見破られてしまうので、自分の考えをきちんと掘り深め、自分の言葉で伝えられるように練習しましょう。
✈︎
面接当日は誰でも緊張してしまうもの。
私は「憧れの航空会社の人たちと話すことができる絶好の機会」だと考えるように意識し、緊張をほぐし楽しむように努めました。
面接での緊張感も含めて、自分の気持ちをコントロールできているのかどうかも、リクルーターが見ているポイントなので、緊張とうまく付き合い面接当日を迎えられるようにしましょう。
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