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ゼノブレイドクロス~EDのその先へ~ No.4:有用なデバイスを作ろう

前回

(M-missileについての項目を追加しました。みていない人は是非)

今回のテーマ

有用なデバイスを作ろう


 皆さんはデバイスを使ったことがありますか?私はEDまでその存在を知らずに、初めて作ったのはジョーカー狩りで使うインセクトキラーでした。デバイスなんて使わなくてもEDまでなら楽々にたどり着けるのがこのゲームですが、一方でデバイスをちゃんと整えると、強敵でさえ桁違いの火力で叩き潰すことができます。

 今回は使いやすさを星の数で評価し、有用なデバイスと必要素材を説明していきます。インナー用はOCGができることを優先し、OCGを発動しないで戦う時に有用なデバイスについてはあまりコメントしません。初めは、必要素材とそれがどこで取れるかも併せて掲載しようと思ったんですが、膨大な種類の素材集めを思い出さないといけないので、★5以外のデバイスについては素材収集方法を載せるのを諦めました。デバイス名で検索すると先人たちが残してくれた素材集め方法が書いてあると思うので、そちらにお任せします。

基本知識

 デバイスは防具や武器の空きスロットにつけることができる。武器や防具に最初からついているアフィックスと似たようなものだが、あちらは武器や防具ごとに変更できない(強化はできる)がこちらは取り外して別の武器につけたりもできる。
 インナーウェポンは1つにつき最大3つ、計6つ、インナースーツは1つにつき最大1つ、計5つ一人のキャラクターにデバイスをつけることができる。
 ドールウェポンは1つにつき最大3つ、計30個(Ares.90は18個)、ドールアーマーは1つにつき最大1つ、計5つ、ドールフレームは最大3つ、1つのドールにつけることができる。
 最大に達していない場合はブレイドエリアのルーのお店で空きスロットを増やしてもらえる。

インナーウェポンデバイス

ステータス強化系

★★★☆☆ 格闘力アップ&格闘力ブースト

 格闘力を単純に上げるデバイス。アップのXXは150上昇、ブーストのXXは25%上昇となる。格闘アーツの威力があがるため格闘アーツ主体で挑む場合は必須。
 注意点として、桜花乱舞などのテンションアーツ(TPを消費して繰り出すアーツ)の威力は格闘力に依存しないためテンションアーツ主体の場合採用する意味はあまりない。格闘力が600以上の場合はブーストの方が数値的にはお得。だが、ブーストを2つつける場合、X*1.5>(X+150)*1.25より、ブーストなしで格闘力750以上でないと得ではないなど、さらにインナースーツのデバイスなどとも合わせてどっちが得なのかのボーダーラインが変化する。

★★★☆☆ 射撃力アップ&射撃力ブースト

 射撃力を単純に上げるデバイス。アップのXXは150上昇、ブーストのXXは25%上昇となる。射撃アーツの威力があがるため射撃アーツ主体で挑む場合は必須。
 注意点として、こちらもアフターバーナーなどのテンションアーツ(TPを消費して繰り出すアーツ)の威力を上げることはないためテンションアーツ主体の場合採用する意味はあまりない。

武器性能カスタム系

 このカテゴリーに属するデバイスの注意点として、デバイスを付けた武器にしか効果を発揮しないというものがある。例えば格闘武器に攻撃力アップをつけても、射撃武器の攻撃力があがったりしない。

★★★★☆ 攻撃力アップ

 武器の攻撃力を上げるデバイス。XXで100%上昇。その武器で繰り出すアーツの威力があがる他、オートアタックの威力もあがる。テンションアーツにも威力増加がのるため、完全に片方の武器で攻撃をしもう片方はサポート武器みたいな編成では特に有用。
 注意点として、元の攻撃力が高くないと上昇が少なく格闘力や射撃力を上げた方が良いってことになりかねない。

会心性能強化系

★☆☆☆☆ 会心率アップ

 XXで20%アップ。会心率が上がるのだが、効果が分かりづらくあんまりおすすめしない。種族を特定したデバイスなら50%上がるので、つけるとしたらそちらの方が良い。

O.C.ギア系

★★☆☆☆ ギアカウントプラス

 XXでOCGスタート時カウンター値が20上昇する。OCGの途中でギア発動しても現在のカウンター値から上昇する。
 ヒット数が少ない武器の場合はおすすめ。カウント値でオーラアーツや強化アーツ発動時のOCG時間延長がもろに変化するので、OCGの安定につながる。スキル「ファントムカウント」で似たような効果が得られるのでわざわざデバイスに固執する必要もない。

★☆☆☆☆ ギアカウンター緑

 OCG発動中に強化アーツを発動するとギアカウンターが3上昇する。攻撃系のアーツが少ない編成で強化アーツ主体の場合は有用。

アーツスペック系

★★★★★ アーツ+TP

 ★5のなかでも圧倒的に有用なギア。XXでアーツ1回につき200貯まる。無限OCGの最初のステップであるTPを貯めてOCG発動→切れる前にTP貯めてOCG再発動、というサイクルを行うための根幹を担う。
 中終盤ではそもそも強化アーツやオーラアーツ発動の時間延長だけでOCGが続くため、テンションアーツ用のTP補給以外の用途がなくなる。そのため自分がOCGを維持できる最低個数を装備するとよい。テンションアーツ多めの人は、その分増やした方がいい気もする。
必要素材
フォリウムの白羽根32個
 夜光の森205区南の山間蛇道にいるマッシュ・フォリウムの頭部部位破壊で手に入る。
ティダーラの星羽根32個
 白樹の大陸406区南東、山にはさまれた通路の上方東側に入り口がある砂走りの横穴にいるティダーラたちから羽根の部位破壊で入手できる。
 一緒に装備厳選もできるため便利だが、一体強力なオーバードがいるため難しいようなら同大陸405区周辺に埋まっているサンド・ティダーラを相手にするとよい。
ペッカーの赤岩頭皮32個
 忘却の渓谷312区周辺の赤色のベッカー(何種類かいた気がする)から頭部部位破壊で手に入る。こいつはM-missileで部位破壊を狙うより、アガースラカノンでぶち抜いた方が効率良い気がする。

 全て部位破壊入手が可能なので一個作るくらいならそんなに手間がかからない。出現時間が限られていて生息数も少なく、部位が妙に硬いベッカーが苦労するくらい。

★★★☆☆ アーツ+HP

 XXでアーツ一回発動ごとに200回復する。このゲームは、回復手段が一部アーツと一部ソウルボイスに限られるため、フェイクボディー型や完全反射型などの、一切ダメージを受けないことを想定している型を使わない場合は必要。
 

★★☆☆☆ ダブルリキャ短縮

 XXでダブルリキャストが20%短縮する。玄人向け。他の装備が全部整った上で、さらにDPSを追求したい場合に採用されることがあるくらい。どちらかというとデバイスとしてつけるより服のアフィックスについててくれるぐらいがちょうどいい。

インナースーツデバイス

ステータス強化系

★★★★★ TPMAXアップ

 XX1つで3000増えるため、OCGを二回発動できるようになる。ファントムカウントやギアカウントプラスと組み合わせてスタートからカウントを一気に稼いだり、OCG安定に大きく役に立つ。惜しむらくはこれがインナースーツデバイスであること。後述のギアのせいで最重要デバイスなのに、つけている人がほとんどいない。極まった装備でなくていいのなら1つ入れとくだけでもかなり効果がある。
 必要素材もフサフサの毛5つと非常に作りやすい。原初の荒野103区周辺などにいるズース属から簡単にたくさん手に入る。

★★★★☆ 回避アップ&回避ブースト

 回避力を上げるデバイス。アップのXXは25上昇、ブーストのXXは25%上昇となる。アップの上昇値がそれほどなので、ブースト採用ラインが100(一個付けの場合)と他のものより低い。回避型ならば採用必須だが、ほかのアフィックスやアーツで回避力を底上げしないと長期戦には向かない。こちらも後述のデバイスのせいで採用頻度が高くない。しかし、防御手段が乏しい本作ではそれなりに有用なデバイスではある。つけるときはインナースーツスロット全部回避で埋めるつもりで。

★★★★★ 潜在力アップ&潜在力ブースト

 諸悪の根源。潜在力を上げるデバイス。アップのXXで50上昇。ブーストは例によって25%上昇。テンションアーツの威力に直結し、ほとんどの武器種で最強アーツがテンションアーツであり、環境武器であるロングソードも最強アーツがテンションアーツであるという結果、大半の人間はこのデバイスでインナースーツデバイスを埋めることになる。
 インナースーツデバイスには有用なデバイスが数多くあるが、こいつがインナースーツデバイスのせいでかなり選択肢を狭めている。
 がやはりこいつで埋めるだけのメリットはあり、テンションアーツの威力が桁1つも2つも変わる。テンションアーツ主体の構成ではない場合を除き採用しないわけにはいかないデバイス。
 アップは以下の素材が必要。
凝縮された樹液32個
 シルース系が落とす。特に部位関係ないので、格闘力アップデバイスを作成するついでに集めるか、チケットでの交換をおすすめ。
獄炎のガス袋32個
 
慧眼のドルヴァンか心眼のフェリシアのというLv70オーバードからしか手に入らない。心眼のフェリシアのはカウンタースパイクを持つため、対策必須。ゆえに慧眼のドルヴァンの方が楽。原初の荒野112区左下のセグメントにある野獣の巣にいる。装備の整っていない生身で挑む相手ではないので、アレスを贅沢に使ってしまってよい。頭部破壊で手に入る。
フォンテラの月光石32個
 
405区にいるポーレン・フォンテラの背中破壊で手に入る。こちらは簡単に手に入り生息数もそこそこあるため、一番楽。

 ブーストには以下の素材が必要だが正直アップとの効果の差は5つ目とかじゃない限りあまり出ないくせに要求素材がきついので、アップ4個作ってから1個作るくらいで良い。
高栄養の微生物48個
 夜行の森212区北のマイナーサブエルがおすすめ。他はオーバードになる。特定部位破壊では手に入らないのでチケット交換がおすすめ。
ギラファの透明スープ48個
 黒鋼の大陸504区近くの毒蛇の抜け道のギラファから手に入る。こちらも部位破壊では手に入らないが、本体高確率ドロップであることと、他に手に入るものが回避アップの材料になることから、現地調達がおすすめ。
グラースの悠久業火48個

 黒鋼の大陸508区左下のガイアグラースから手に入る。背中破壊すると露出する弱点部位破壊でようやっと手に入る。

 潜在力デバイスをそろえるのは、正直トレジャーセンサーに匹敵する大変さだが、今度は最初からトレジャーセンサーがそろっていること、ドールに戻るですぐ戦闘可能な事からあの時よりもだいぶ楽になっている。

ドール強化系

 完全にやりこみ要素なので載せないが、ドール主体でいくなら採用価値はある。注意点として、ドールの潜在力は発揮するシーンがあまりにもないので一切上げる必要はない。ここら辺を極めると、強敵ワンパン構成とか可能になる。

ダメージ耐性属性系

 ★2つ相当。各属性のダメージを軽減するもので、100にすれば、相手が弱体化を打ってこない限り、その属性のダメージは一切受け付けない。XXで25上昇する。問題は相手ごとに切り替えなくてはいけないことと、そもそも2つ以上の属性で攻撃する相手には効果が薄いことである。しかし必要素材が少ないので気軽に作ってみても良い。

O.C.ギア系

★★☆☆☆ ギアタイム延長

 XXで25秒増加するのでOCGかなり安定する。しかし、無限OCGができるようになり、カウントMAXになると死に効果である。

アーツスペック系

★★★★☆ オーラリキャ短縮

 XXでオーラアーツ発動中はアーツリキャストが20%短縮される。ダブルリキャと比較して、こっちはオーラさえ発動していればシングルリキャストが短縮されるため圧倒的に有用。しかしインナースーツデバイスなのが本当に惜しい。5つつければ実質リキャスト0になるため、このデバイスを複数利用した型もありそうだが、潜在力と共存できないためなりを潜めている。(が、どうやら通常アーツでリキャスト短縮を多めにつみ、リキャストを短縮してぶん回すことでDPSを叩き出す型もあるらしい。ただこれはアフィックス厳選なども必要なため、最初からやるのはおすすめしない)

特殊系

★★★★★ トレジャーセンサー

 いわずもがな。パーティーの誰かにつければいいため、自分の枠を圧迫しないのも魅力。材料は下の記事で

ドールデバイス

 完全に力尽きました。ドールは潜在力を必要としないので、格闘力射撃力どちらかを上げるのが基本です。スロットの数の多さから、種族特攻を多く積むのが割りと多いのでそこに関してはNo.7で解説しようと思います。ドール特有の有用デバイスだけ下に載せます。

★★★★★ PosDmg.HIGH

 相手より高所を取るとXXで威力が50%上がるもの。なめらかな皮24個で作れるため、最大数(3つ)用意するとしても手間がかからない。ドールは飛行可能なため、一部最高高度や天井の低い洞窟内にいる敵以外全てに発揮することが可能。

終わりに

 思った以上にデバイスいろいろあった。全部作るのはもちろん大変なので、好みそうなものや次回以降の記事で自分が使ってみたい型を見て必要なデバイスだけ作るようにしましょう。

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