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なんでもないきっかけの話

 わたしが流れ星✩さんに出逢ったきっかけ。
めちゃくちゃわかりやすくて、これで知った人はだいぶ多いんじゃないかなっていう日。
2013年12月15日
忘れもしないこの日、THE MANZAIで急に決勝に出てきた見たこともない芸人さん。それが流れ星さん。

 まず、わたしがお笑いを好きになったのは生まれつきなんじゃないかってくらい小さい頃。初めて好きになったのはホンジャマカの石塚さん。多分この頃6歳とか。幼稚園児やん、、、石ちゃんが大好きでフレンドパークとかでぶやとかを観るのが本当に楽しみだった。でぶやがコンビニとコラボしてお弁当を出したときは買ってもらってパッケージに印刷されてた石ちゃんの写真を切り抜いて、キラキラのビーズ入れにしまっておくほど。
 次に好きになったのはロザンさん。親が見ていた平成教育学院をみて。お笑い芸人なのに京都大学を出ててめちゃくちゃ頭がいいなんてかっこいい!と思ってた。でも関西人じゃないからロザンさんのネタを見る機会なんてなかったし、本当にクイズをしている姿だけみて大好きだった。このときは小学3年生の9歳の頃。この頃もまだ子どもでライブに行くなんて発想がなかったから毎週のテレビを楽しみにしてた。

 それからずーっと小学生、中学生とロザンさんが大好きな毎日。でもテレビしかみてない。ネタは見たことがない。お笑いは好きだったからネタ番組とか賞レースとかはテレビで観ていたけど、それでも大好きなのはロザンさん。そんなネタ番組と賞レース番組が大好きなのに好きな芸人さんはネタも見たことがないロザンさんだったわたしがついに流れ星さんに出逢ったのが最初にも書いた2013年12月15日。

 毎年のようになんとなく観てたTHE MANZAI決勝。なんならM-1グランプリが終わってちょっとがっかりしてるくらいの気持ち。当時はまだSNSもやってないも同然で、前情報とか何もなかったから誰が出でいるとかも知らなくて。決勝に並んでる芸人さんを見ながら誰が優勝かな~なんて思ってるくらいで。急に決勝の舞台に立った流れ星さんをみても知らない人がでてきたなとか思ってるくらいで。でもわたしを惹きつけるには充分すぎるくらいのひとことが、そのふたりの漫才のつかみには入ってた。その、おそらく他の人からしたらなんでもないそのひとことがわたしを一気にその漫才に釘付けにした。

「いや〜、僕たち岐阜県出身なんですけどね」 

えっ!岐阜?岐阜県にも芸人さんいるの?岐阜県民の自分はびっくりで。もうそうなったら急に虜で。流れ星さんもよく自虐的に言ったりするけど、岐阜県って田舎でわりと何もなくて県民性は控えめで。あんまり岐阜県出身ってことを全面に言ってる芸能人って少なくて。というかそもそも岐阜県出身の芸能人が少なくて。だから芸人さんなんておそらくいなくて。だからもうびっくりして、親も呼びつけて慌てて家族みんなでネタを観たのは今でもよく覚えてる。観終わった後は岐阜県の人なのにちゃんとおもしろいじゃんとか思ったりして。失礼すぎるけど。もうそれからは流れ星さんがたくさん全国ネットに出始めたこともあってずーっと流れ星さんを観ているうちにどんどん好きになっていった。

これがわたしが流れ星に出逢ったきっかけのお話し。なんでもない、ただのいちファンの話。

そのあとは、次の年、単独ライブの1番近い会場に勇気を出して行ってみたり。人生初めてのお笑いライブに緊張して逐一友達にラインで実況したり。次の年、東京のライブに行くか田舎の高校生が迷いに迷ってる間にチケットが売り切れちゃって16歳とは思えないくらい泣き喚いたり。屋形船に乗ったり、本人主催の誕生日会に参加したり、肘まつりに参加したり、たきうえさんの実家にお泊りしたり、クリスマス会に参加したり、他になんかあったっけ。まあいいや、そうやって今に至ります。そのおかげでみんなにも会えました。ありがとう。全部ありがとう。大好き。

各イベントのことも追々書いていけたらいいな。自分の思い出のためにも。

これが、わたしが流れ星さんに出逢ったなんでもないきっかけのお話し。おわり。

今まで流れ星さんと撮ってもらった写真たち

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