カネのご加護がありますように。正義も平和も福祉も全ては、カネ次第

◼️カネ=正義

カネがもたらす圧倒的な豊かさをもって、
文明は「儲かること=善」という教義を
殆ど全ての人に授けた。

神の存在を無視する者も、
文明の中で生きる以上、
根源的なカネの存在を無視できない。

カネに無頓着でいられる者とは、
有り余るカネのご加護を受けた者だ。


◼️カネ(正義)=平和 or 戦争

豊かな文明(カネ=正義)の中で、
平和が実現される一方、
莫大なカネ(土地、資源)の争奪は、
戦争をもたらす。

正義の名の下に
平和と戦争をもたらすのも、カネである。


◼️カネ+愛=福祉

カネと愛(奉仕精神)がそろって初めて、
福祉の実現が可能となる。

カネで買えない幸せは
確かに存在するが、
命がかかる医療行為を筆頭に、
人の善意以上の社会活動には
必ずカネが必要不可欠となる。

愛(奉仕精神)のみで人を救わん
と声高に叫ぶ者は、
カネを冒涜する文明の異端者か、
愛(奉仕精神)の搾取者か、
もしくは、その両方である。


◼️女性の人生=世の理

時間も予算も、体力も能力も、
全ては有限である。

妊娠・出産、育児、自分の時間、
収入、キャリア形成、出世。

この中から最低でも一つ、
(ある程度)諦める覚悟がなければ、
(そして確実に諦めなければ)
女性は、この中から何一つ
選択することができない。

働きながら、家事をしながら、
自己実現を志しながら、
子供の一挙手一投足に全身全霊をかけた
子育てをすることは、物理的に不可能だ。

同様に、
今のレベルを維持しながら、
今以上の手厚い対応を福祉に求める行為は
あまりにも非現実的すぎる。


◼️光(カネ)、在れ

福祉(医療・介護等)の現場に、
対応の拡充を求めるのであれば、
それ相応の報酬・職場環境を
保証しなければならない。

人はボランティアで生計は立てられず、
「儲らないこと」は誰もしたがらない。
(「儲かること=善」なのだ)

そもそも、カネがなければ、
あらゆる制度や設備は、
維持どころか存在すらできない。

カネがなければ、何も始まらないのだ。


◼️カネ≒神

「カネ+愛=福祉」における愛は省略可
「カネ=福祉」であるだけでなく、
「カネ≒愛」でさえあるのかもしれない。

【愛はカネでは買えない】と言われるが、
カネで買える新しい類いの愛が、
いつの間にか発売されている可能性は、
誰にも否定できない。

カネとは【正義】であり、
平和や戦争という【秩序】を創造し、
数多の機能を代替する【内包力】を持つ。

これほどの力を兼ね備えた存在に、
私はすがり、祈らずにはいられない。

この世の全てのものに、
カネのご加護がありますように…。



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