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山根あきらさんの哲学問題への私なりの回答。

①AさんとBさんとの相互関係・信頼関係からの考察(当事者の視点)。

Aさんはエゴイストですよね。自分の復讐には信頼関係すら利用して他者を巻き込むが、自身は自身の信念を貫き、巻き込んだBからの以来を断る。ある意味では芯が強いとも言えるけれど、自分さえ良ければ良いという利己的な思考回路の人物。

Bさんは押しに弱く、洗脳されやすい人。信頼している相手から強く協力を請われたら、宗教や詐欺、最悪の場合殺人であっても手伝いかねない。お人よしと言えば聞こえが良いが、芯の弱い、自分で決めることが苦手な人物。

この関係性であれば、卑怯者と呼ぶべきは間違いなくA。BはCを叩く時は巻き込まれてしまっただけで、もしその一件さえ無ければDを叩く計画など考えもしなかった。そんな推察も出来る。

②第三者から見た視点。

前述の背景を全て抜きにして考えるなら、Aは1件の加害のみ。Bは2件の加害となる。Cへの加害についてはAが主犯ではあるが、Bも直接関わっている以上罪は免れない。

観念的、道徳的に見ればAの方が悪辣で卑怯なように思えるけれど、事実として2人を叩いている以上、法的に重い罪に問われるのはやはりB。それは不条理なようにも感じるが、罪であることを承知した上でC叩きにも協力している以上、Bに情状酌量の余地は無く、因果応報と言って良いんじゃないかと私は考えます。「卑怯」なのはAだと思うし、めちゃくちゃ嫌いな奴ですけどね。

以上です。

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