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「近視」は時に、私を守る。

皆さんは視力、低い方ですか?
もちろん、視力が低いと言ってもいろいろありますが、私の場合は眼鏡がなくてもなんとか生活できるくらいです。自分の視力がどのくらいだったか正確に覚えていません。

でもやっぱり視力が低いと不便なことが多くて、駅の電光掲示板は見えないし、テレビの番組表もよく読めない。綺麗な景色も堪能できない、、。

視力よ、戻ってきてくれ、、、。
そこで眼鏡をかけると、屋内と屋外の気温差の激しい冬は特に、曇り止め加工かスプレーをしないと曇ってしまう。その上マスクもつけるので、絶対に曇らない眼鏡が欲しい、、、。重いタイプの眼鏡の場合、長時間かけていると鼻あて部分が痛くなってきます。かと言ってコンタクトをつけると目が疲れるし、うっかり居眠りしてしまうと目が乾燥する。目薬を忘れたら終わりです笑。
視力が良かったら眼鏡をかける必要もコンタクトをする必要もない。
こんな感じで、不便なことが多々あります。

ただ私にとっては、視力が低いことは時に私を守ってくれていた気がします。


ちょっと暗い話になってしまうかもしれません。

私は人の目を気にし過ぎてしまうところがあって、これは誰かに「誰もあなたのことそんな注意してみてないから大丈夫だよ」と言われても「ああ、そうか」とはなれないんです。自分の考え方、というより根本的な意識を変えるのってそんなに簡単なことではなくて。
なので、学校が苦手でした。特に人の多い廊下や登下校の時。
これがただの人混みならそこまで気にならないけれど、同じ学校の人で、“もしかしたら知り合いがいるかもしれない“って思うとどうもダメなんですよね。気を許せる友達なら問題ありません。でも、すれ違う人全員が友達、なんてことの方が稀ですから笑。

私の場合、眼鏡を外すと人の顔がよく見えないんです。
だから「あ、知り合いがいる」って気づきにくくなる。
それにその方が同じ学校の人達をあまり意識せずに済む。
そうすることでストレスが少し減るんです。目にはあまりよくないかもしれないけれど、授業などの眼鏡が必要な時以外は外してました笑。
自意識過剰というのは手強くて、視力が低いことが気持ちを楽にさせてくれたと思うとちょっぴり得した気分になれました。

自分の性格とうまく付き合っていくって、中々難しいことですよね。普段は悪い面ばかりに目がいってしまったり、自分を責めてしまったり。近視は不便なことの方が多いけれど、自分の性格とうまく付き合っていく手伝いをしてくれているような気がします笑。

性格も一長一短なので、いい面を見つけて、愛して、悪い面は、他人に迷惑がかかってしまうなら改善していくけれど、少しづつ認めてあげることができたら素敵だな、と思っています。

そのほうがずっと、心に優しいはず。


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