無職日記㉕
2020年10月13日火曜日
無職生活25日め。
午前5時21分起床。
体温36度4分、血圧131/84。
金麦ゴールド・ラガー、ごぼうサラダ、焼売、ゆで卵。
レコ部屋に潜って、アイドルのシングルを中心に筒美京平作品を探す。
キッチンに戻り、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」を聞きながら、昨日買った鶏むね肉に塩麹を漬け込む。
今週のメッセージテーマは「テレビゲームとわたし」なのだが、オープニングで竹内香苗アナウンサーがMSXの話をし出す。やっぱり好きだな。
何通かメールを送るが、当然のごとく採用されず。
ほどよい時間になったので、歩いて図書館へ。
新刊コーナーに面白そうな本を見つける。カウンターに行くと、自宅を出るまえに見たホームページでは他の図書館から「転送中」となっていた資料も届いていた。
午前11時30分ごろ、はま寿司に行く。駐車場はわりといっぱいで、既に食べ終えて出てくるひとも多い。
たいしてお腹は空いていなかったのだが、さいきんよくテレビコマーシャルで見ていて、ちょっと気にはなっていた。
よく「くら寿司」や「すしざんまい」のコマーシャルは見掛けたが、「はま寿司」の出稿が多く、近所にあるし、行ってみようかと思っていた。
生ビールを頼み、秋刀魚、鰯、鯖などひかりものをつまみながら本を開く。
読み始めると惹き込まれれて、あおさの味噌汁や軍艦巻きなどを注文する。
瓶ビールを追加し、最終的に10皿と味噌汁で税込み2222円だった。
歩いてカワチ薬品へ行き、日替わり特価98円の卵を2パック、おからをふた袋、半額だったロールピザを4つ買う。
デイパックは図書館用のバッグが入っていたため、持参したトートバッグに詰め、さらに歩く。
火曜日はコープがポイント5倍で92円セール。ささがきゴボウは値引きになっていなかったが、ストックがないので4つ買う。
今朝はごぼうサラダが作れなかったが、もちろんストックがあったので、相変わらず毎日食べている。
帰宅すると、携帯電話が着信が1件。
番号を調べると、新しい派遣会社の担当者。ようやく具体的な契約の話。
キッチンで梨を剥いて食べながら、読書を続行。
たしか先日「キッチンで椅子に座ると集中して読書が進む」なんて書いた気がするけれど、面白くて惹き込まれると、寝室の床に座っても入り込めた。
読後感がぜんぜん違ったなあ。
初出の「小説トリッパー」で読んだとは思えないので、単行本化された2017年夏ごろに手にしたのだと思うけれど、ものすごくヒリヒリした思いが残った気がする。
わりと今村夏子作品は読んできたつもりだけど、ほとんど短編か中編なので、わくわくしたり、ゾクゾクしつつ、ふわっと終わってしまって、何とも云えない後味のわるさが残るのよね。もちろん良い意味で。
むしろ、その蒸発したり、昇華してしまう物語の先を、読者は待ってるし、たのしんでいるのではないか。すくなくとも、ぼくはそうだ。
この作品も、終わり方がいくつもの解釈ができて、明るい未来と、暗い結末のどちらにも想像ができた。
映画を観てから、もう一度読み返すことができたおかげで、ちょっとした細かい描写が、小説にとっていかにたいせつなのかも気付くことができた。
描かれている順番もほぼそのままだし、大袈裟な削除も、これみよがしな付け足しもなく、大森立嗣監督の脚本と演出は、原作に対して非常に敬意を払ったものだった。
それにしても寡作で「半分引退状態」なんて云われていた、今村夏子を引っ張り出した、朝日新聞出版編集者の熱意には頭が下がる思いでいっぱいだ。
お風呂に入って、ハイボールを飲み、ごぼうサラダ、ロールピザを食べながら、お洗濯。
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」を聞きながら、またしてもお蒲団に横になって眠ってしまう。
23時47分ごろ目覚める。
いつものように睡眠導入剤を服む。
録画した「あちこちオードリー」を見るも、あいかわらず画像も音声も乱れ、5分足らずで切れてしまう。
試しにTVerにアクセスしたら、しっかりアーカイブが残っていたので、難なく視聴。
そのまま、リアルタイムで見る。
この番組は2本録り、ないしは4本録りで、2回でひとつの構成なので、こういう見方ができるのはありがたい。
というか、テレビの調子がわるい我が家にとって、TVerはありがたい。
それにしても睡眠導入剤がぜんぜん効かないなあ。
2種類のうち、ひとつはかなり強めの入眠剤なのに。
タイマーをセットして、「オードリーのオールナイトニッポン」で消灯。
午前3時3分に目覚め、抗不安薬を1錠服む。
午前3時52分にも目覚め、抗不安薬を2錠を服む。
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