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30系プリウスの補機バッテリ交換

ハイブリッド車と言われる車。ガソリンエンジンとモーターが主流ですよね。エンジンはガソリンで動きますが、モーターは電気がないと走れません。ただ、車を動かすほど強力なモーターは、安定した走りと高出力を発揮するために大きなバッテリと組み合わされます。そのためプリウスの場合は、後部座席の下にバッテリが搭載されています。

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エンジンルーム内にどこにバッテリが搭載されているか書いてあるのですが、①「ニッケル・水素バッテリ」が車を動かすモーター用。それともうひとつ②「鉛バッテリ」と書いてありますよね。これはライトやナビなどの電気のために積まれているバッテリ。普通の車で使われているものと同じタイプが使われています。これ、実は車のシステムを駆動させるためにも使われているので、このバッテリが弱るとシステムが起動しない。要するに動かなくなるのです。もちろん、そんな簡単に弱るものでもありませんが、この前の点検で電圧の低さを指摘され、ちょうど保証の切れる3年目だった今回交換しました。

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購入したのは、Panasonicのcaosというシリーズ。ハイブリッド用の補機用バッテリ。うちのプリウスは補機バッテリがトランクルーム内にあるので、万が一バッテリ内にガスが発生しても外に抜けるようにチューブが差し込めるようになっています。

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さて、今回はメモリーバックアップを購入しました。バッテリを外してしまうと、ナビのメモリー機能などがなくなってしまうほか、最近はパワーウィンドウも高さがメモリーされているのでしっかりしまらくなったりするのだとか。とりあえず9V出るこのタイプのものを購入。

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こんな感じで電池を入れます。

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さて、交換しますか。まずはライトをオフにします。なにげにトランクのとこにも小さいライトが付いているのでこれもオフ。

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エンジンルームを開け、まずは右側にあるヒューズボックスのカバーを開けます。この中に補機バッテリから来ている+端子があります。

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一番上の赤いカバーを外すと端子が出てくるので、そこにメモリーバックアップの赤端子を取付。

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-端子の黒はエンジンブロックに。これでメモリーバックアップはOK。

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次にトランクルームへ。右側にあります。まずはスペアタイヤを取り出す要領で、トランクの黒い大きなアンダーボックスを外し、バッテリルームのカバーを外すとバッテリが見えてきます。さらに作業性を良くするために、この写真の右側のグレーのプラスチックも取り外しましょう。

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プラス端子。この下にあるゴムチューブも外します。これがガスが車外にいくようにするチューブです。まっすぐバッテリーから引きぬきます。そしてバッテリーを止めているステーを10mmで外します。

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バッテリ端子、プラス端子はボディに絶対に接触しないよう、軍手などで通電しないように巻いておきましょう。

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あとはマイナス端子を外したら、取り外し。ただ、めっちゃ重いので注意!!

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取り外して、あとは新しいものを入れてもとに戻すだけ。

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はい完成。あとはエンジンルームに戻り、メモリーバックアップを外しましょう。

こんな感じでとても簡単に補機バッテリーは交換できます。

補機バッテリーのあるハイブリッド車にお乗りの方、参考になれば幸いです。

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