情報

「情報を得る」ポイントとは

 働く女性・女性起業家のためのCheerful pro(チアフルプロ)
 マーケティングラボ 所長 伊藤のりこです。

 先回の「デマと情報」に続き、今回は「情報を得る」がテーマです。
 日ごろから私たちは、様々な方法で情報を得ています。
 新聞やテレビ、ネットやSNSなど、方法も様々で「情報過多」ともいえる時代です。
 だからこそ「情報を得る」コツが、必要になってきています。

1.「視覚情報」という厄介者
  多くの人にとって、テレビやネットは得やすい情報ツールの一つ。
  情報を得るとき、私たちは映像のような視覚情報を優先する傾向が
 ある、と言われています。
  今回の「新型コロナウイルス」でのトイレットペーパーなど騒動は、
 ニュースなどで「在庫はたくさんあります」といくら呼びかけられても、
 テレビやネットなどで紹介される映像で、「空っぽになった商品棚」を
 見てしまうと、不安になってしまうのです。
 「どこかにはあるのだろうけど、現実は無いんじゃないか?」という、
 印象を与えてしまっているのです。

2.「発信源」を確認する
  マーケティングでは、様々な情報を扱います。
  その時重要なことは、「情報の発信源はどこからのものなのか?」
 という点です。
  「知人からの情報」と言っても、その知人が発信源とは限りません。
  何人ものの人を経て、知人に伝わってきた情報の可能性が高いのです。
  発信源を確認するためにも一つの情報だけではなく、同じような題名の
 情報をチェックし、読み比べることで「情報を読み解く力」が付いて
 きます。

  次回は「パニックになってしまう理由」について。

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