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私という性

私は女だけど「女だから⚪︎⚪︎しなさい」「あなたは女性だからピンクね」などの言葉に対して不快な気持ちになってしまう。
そのような固定概念に対してクソ喰らえな精神でもあるけど物心つく前から女性として自信がないのだ。
私の中の" 女性 "というのは髪が長くてサラサラで顔は文句のつけようもない可愛さがあって、いい匂いがしてそうで白くて滑らかな肌にはムダ毛が一本もないような子なのだ。
こんな歪んだ" 女とはこうあるべき "像ができたのは幼少の頃から家の手の届く場所にあった週刊少年誌のグラビアページだと思う。父親が何の気も無しに積んでく分厚い漫画本に釘付けになった。
扇状的な女の子たちの写真を見るたびに子供ながらにムダ毛が濃い自分の腕や足が嫌いになった。
ぱっちり二重の女の子たちとは似つかない重たい奥二重も嫌いになった。
自分の容姿が嫌いになっていくうちに、私はこの子達になれない=私は女の子じゃないという意識に変わっていった。

今まで恋愛対象というものもふわふわしていて、ADHDと診断される前から子供を産み育てたいと感じたこともなかった。
薬を飲む前はいじめられてたこともあり男性を好きになれなくて高校生の時、当時好きだったV系バンドで繋がった相方ちゃんを好きになって執着して、後に嫌われ相方関係は解消。そのバンドが解散する時に会おうと言われたけどまだそのバンド活休経て復活してるからきっとしばらくこの先ないと思うよ。まぁ私しか覚えてないだろうけど。
専門の時は同じクラスメイトだったふわふわして女の子らしい、はっきり好きという意識はしていなかったけどおそらく好意に近い気持ちを抱いていた子はいた。
よく映画を観に行ったり文化祭回って喫煙所て煙草を吸う私に付き合ってくれてたなぁ。
卒業して以降連絡を取る機会はなかった。しばらくしてその子が働いていたカフェに来たお客さんに猛アタックされて付き合ってご結婚されたというのを共通の友達から聞いた時は心がちくりとしたし、やっぱり可愛い女の子って男性から求められんだなと彼氏いない歴を絶賛更新していた自分の女性性の劣等感に苛まれた。

メイクもファッションも好きなので見てくれはちゃんと着飾った女性に見えると思うけど、いまだに女性として扱われることに違和感があるし、自身が女性という着ぐるみを被った宇宙人のような感覚が消えないのだ。
これが自己肯定感が著しく低いせいなのか、元々生まれ持った自身のアイデンティティが世間一般とずれが生じているせいなのかはまだ分からない。
もしこの先性別関係なく誰かと素敵な関係になれば自分の揺らぎも変わっていくんだろうか。その時はいつになるか分からないけどその先に私は行ってみたい。



毎週金曜更新のお時間ですこんばんは。
4週連続!えらすぎる!ただ大体前日木曜日に何のこと書こう〜〜〜(困)となりがち。悲しいかな日々働き心身をすり減らす生活の中には大したネタがないんですよね😢
なので身近で些細なことからでも話が膨らむようにしていきたいなと思う所存でございます。
今回はね、自身のジェンダーというか、女性としての女性像についての話です。なんかかなり病んでるし歪んでる気はしますが実は30過ぎてから恋愛市場でジャッジされることもないやろ!ガハハ!とと色々楽になった今が1番生きやすかったりします笑
いやでも今脱毛通って憧れのツルツルな体を手に入れつつあるけどこれもう少し早くやっておけば若くて元気のある20代の時にもう少し自信ついて変わってたのかなとか考えちゃいますね。
まぁ今までの過去があって今の私があるので今更後悔しても意味ないんですが。 
この内容に付随して好きぴの話入れようと思ったんですが平行線な関係だし蛇足だしでやめました!良くも悪くも進展したらまとめます。

それでは皆さんごきげんよう。


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