新型コロナの猛威止まらず~経済か感染防止か~

新型コロナウイルスの猛威が止まりません。

本日、筆者が暮らしている福岡市にも感染者が確認されたとの一報が入ってきました。海外からの観光客も多く、時間の問題だろうとは思っていましたが、いざそうなってみるとやはりショッキングではあります。

内閣官房職員や厚生労働省職員にも感染が確認されたというニュースも入ってきました。かのクルーズ船は「ミニ武漢」状態であり、乗客の下船が行われているものの、その対応についても賛否入り混じっているような状況です。

先日、「新型コロナウイルスに企業はどう備えるべきか」と題して記事を書きました。

これを執筆した当時は、日本における感染者は出ておらず筆者としてもかなり楽観視していたわけですが、もはや楽観視などできるようなフェーズにはないでしょう。

イベントの中止が相次ぐ

当然と言えば当然ですが、大規模なイベントは中止または延期といった措置が行われることが次々に発表されています。

ミュージシャンのライブ、東京マラソン、リクナビの合説イベントなど、この時期に当たり前のように行われていたイベントも続々と中止や延期になっています。

国内での感染拡大傾向は連日報じられている通り。ここからの対策をどうするかという新たな課題と向き合わなければいけない現状を鑑みるとイベントを中止(延期)した主催者の方々は英断だったと思います。

感染拡大を防ぐ、というのはもはや私たち一人ひとりの行動にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

経済的な面では大打撃か・・・

一方で、全ての活動を自粛してしまうというのも違うかなという気もします。大規模なイベントを延期できるような経営体力のある会社ならともかく、中止や延期による経済損失を鑑みるとなかなかそこまで踏み切れないという主催者もいるでしょう。

一部のイベントでは、マスク着用や手指消毒を条件にイベントを実施するようなケースもあります。

不要不急の外出は控えるようにとの通達も出ている以上、このような形であれイベントを開催するのが正しいのかという点についてはやや疑問符ですが、やむにやまれぬ事情などもあるでしょうから難しいところです。

当然、筆者は感染症の専門家ではありませんし、大規模なイベントの主催者でもありません。自粛ムードの高まりに従って経済面では多少の打撃が予想されます。しかし、国内で感染をむやみに拡大させることは許されないことでしょう。

イベントに限らず、人が多く集まる場所に行く場合は最低限の自衛と周囲への感染予防という観点を念頭に動かなければいけないでしょう。

イベントを開催しても自粛しても何だかあまり楽しい話題にならないのが辛いところですね。

最後になりますが、厚生労働省へのリンクを貼っておきます。

最新の情報などの収集はこちらからお願いいたします。


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