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フルマラソンまでの道のり(足のハリとつまずき)

朝早いからなのか、寒いからなのか筋力がないからなのか足運びが悪く平坦でつまずいてしまうことがある。

今週はピラティスでスターという両手を肩の直線上左右に開き、左へ横転し、手を床につく、右に横転し右につくポーズを行ったが、左への曲がりがどうも今ひとつ。臀部から太ももの横が突っかかり楽に体が降りていかない。他にも左足だけを床に伸ばした前屈をすると、どうも左太腿と左臀部が張っているようで前屈したくても突っ張ったような違和感がある。
特にトレーニングを増やしたわけでもないが、2週間後の名古屋ウイメンズマラソンに向けて追い込みの時期でもあるのにどう対応すべきか。

トレーナーに調整をしてもらい、合点がいったことがある。私の場合、左足の外側と大腿四頭筋の筋肉が発達している割には、左足の内側には筋肉がなく、左の体の軸が外に引っ張られてしまう状況になっているようだ。

そこので写真のようなトレーニングをしてみると、左の踵が全く上がらない。

左の内転筋を鍛えると当時に左の臀部、左の腿外側を伸ばすポーズ

右足は内側側副靭帯を切っているので右の筋力が弱いとばかり思っていた。実際に臀部の筋肉も触っても明らかに左の方がしっかりしている。しかし、左の股関節の内側から膝後ろにかけての内転筋がまったく機能してなかった。内転筋に力を入れようとしても動かない。つまり内転筋の使い方を体がわからないので、足が上がらない。
今まで股関節が柔らかいせいでそれなりに何でもこなせていたのだが、実は股関節で体を動かしていただけ。臀部が固いために、骨盤がうまく使えていないのだ。
確かに走るとどんどんガニ股になっていたが、今まで何をトレーニングしてきたのだろうか。正直ショック。内転筋がうまく使えないのはランナーにとって(他のスポーツにおいても)こまりもの。

内転筋が使えるようになると、足裏の母子球に体重を乗せ、うまく着地ができるようになり着地そのもの衝撃が楽になる。膝への負担が少なくなる。また、ガニ股そのものも治ってくる。

名古屋まであと2週間。少し走る距離を減らして、内転筋を使う地味トレをいれみたい。


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