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経験は噓をつかない

職場での会議の中で、何かと先輩面をしてマウントを取ろうと生半可な知識をひけらかしてくる人がいます。

今日も、私より10ヶ月先に派遣されたたぶん年下の別の派遣社員が、
「Aさん(私のこと)は、まだ派遣されて間もないから知らないだろうけど、
XXには色々な大きさがあるんだよ。だから一概にそんなことはいえないんだよ。」と言い始め、次々と持論を展開していきました。

その中で、電源に関することがあったので、反論したところ何も言ってこなくなりました。
たぶん知識も経験もなかったものと思われます。

何を言ったかというと、「端子とねじの材質は気を付けないと電食(電気腐食のこと)が発生するからね。」です。

電源設計を生業としていると、金属や金属のメッキの種類によっては、接触しているだけで電位差が発生し、金属が腐食していくというものがあります。
これを電食といい、特にアースに使用される金属ではNGの組み合わせがあるのです。

会議に参加していた他の社員の方々は、知っておられたようでうなづいていましたが、その派遣社員だけは私の言動を無視していました。

なんで、マウントを取りたがるんですかね。

同じ職場に派遣されて一緒に仕事をしているんですから、わからないところは補い合って仕事を進めていった方が捗ると思うんですけど。

帰宅時には、同じバスに乗っているのですが、バス停で並んでいるときも
無視されていました。
他の派遣社員の方などは、別方向のバスに乗るのでバスを待っている私の前を通り過ぎるとき「お疲れ様です。」って挨拶してくださるんですけどね。

一匹狼なんでしょうね。

群れるのは私もあまり好きではありませんが、仕事は楽しくやりたいのに一人だけ不協和音を出されるのは迷惑ですね。

これを多様性とか個性で語る気にはなれません。

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