見出し画像

阪急電車で見た幻

定期的に関西方面へ遊びに行き、サウナやレコード屋や飲み屋を楽しんでリフレッシュするのですが、前回は用事があり三宮へ足を運びました。
梅田から一本で到着するとのことだったので景色を見ながら電車に揺られていると、到着したのは宝塚でした。
乗り換え案内のアプリですぐに三宮までのルートを調べ、宝塚から神戸三宮へ。
三宮行きの阪急電車に乗り込み、何気なく外を眺めているととんでもなく綺麗な景色が目に飛び込んできました。
説明が難しいですが廃墟になった神殿のような…
大きくて重厚な建物と山と川、点在する民家、金色に差す太陽。
その景色に心臓を撃ち抜かれて即死。
三宮では心もそぞろ、洋食も特に刺さらず、宝塚への移住のことばかり考えていました。

翌日はサウナの予定を1本蹴って、もう一度あの景色を確かめに宝塚へ。
しかし、わたしが見たかった景色はどこにもありませんでした。
あの幻のような景色は一体何だったのでしょう。
ストレスに耐えきれずわたしの脳が見せた幻覚だったのでしょうか。

これは恋みたいなもので、駅で見かけたあの人にもう一度会いたい!と、また次回の関西遠征でも宝塚へ向かうのでしょう。
かっこいい色の電車に乗って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?