いじめか否か ~言葉の切り取りとは~
支援級にいると遭遇する話なのかもしれない話。
息子のSOS
息子から学童でいじめられているという訴えが妻に合った。私としても許すまじと思い、詳細を確認に入った。
私はパンチが利いているので、私が恫喝することで、まず息子をいじめることは無くなるだろうと思い、そういう方向に入ることにした。
いじめの内容
息子は優しいので乱暴されても受けに回ることが多い。それをいいことにサンドバック状態になることがあるようだ。
そのことはさておき、許すべき言葉を聞いたことが、私の逆鱗に触れたと言っていい。その言葉とは
『あいつ、○○(支援級の名称)だから。』
それは、弱者は叩いていいという論理そのものである。
直後にとった行動
市の教育委員会に、いじめの概要を共有。夏休みに入っていたこともあり、先生ともギリギリコンタクトを妻が取れた状態。
新学期前に一度話をしましょうということで、一旦FIX
言葉の切り取りだったとしても、その言葉はNGであることは間違いない。
学童での対応
あまりそういうことが公になるとやりにくくなるので、なるべく内密にしたいと。それで、まぁ、私に抑止力になるようにとのことで、学童で息子と加害者の子供がいる日に赴き、話をしてみた。
彼からしたら、もやしっ子の息子の父親がごつくてパンチの利いた父親であったということは想定外であったろう。それで一応の解決を見た。
学童の実態と加害児の実態
その学童は保育園の卒業生で、前園長なり、その先生の息のかかった子供しか入ってこない施設です。そしてそこにいる子供には、息子も含めグレーゾーンの子供が多く、療育に通っている子供もいるような学童でした。
そして、その子も療育に通うグレーゾーンな訳です。
学童で関わって分かったこと
息子に対して投げられた言葉の源流は、彼の親御さんの言葉であろう言質であると感じることができたこと。グレーゾーンに異ながら、支援級には入れたくない、支援級なんてということが、親御さんの言質としてあるのだろう。
担任の先生にフィードバック
その日のことは新学期前に担任の先生にフィードバック。ただ、先生としては、1年生とはいえ、学校の取り組みの結果が出ていないことに少々苦悩を感じました。担任の先生を通じて、本人と面談はするけれど、親には報告はしないようにと我が家からは依頼しました。まぁこれは少々闇深いので割愛。
我が家としては
息子がマイペースで学習でき、ゆとりも生まれる部分では、支援級と放課後デイサービスは最高のインフラです。まぁ、そんなところに行ったら人生のレールがとかいう人もいますが、変にそこに固執することが、子供にとって害であることに気づけない親も多いものです。好きなことに興味を持ってもらって、深堀することが大事なのだと思います。
ストレスのない生き方の中でこそ、そういうものは見つかり深堀できるのではないかと。
今日はこれにて。
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